4月21日(レース当日)
人生初のマイルレースはUTMFと決めていた。今回右足を失ったのは残念。それでも100マイルを一発で仕留めることができたのは嬉しい。
私がトレランを始めたのは2018年。毎朝近所をジョギング→週末のコースタルランニング→週末の国立公園ランニング、シドニーという恵まれた環境で暮らしていたので自然な流れでトレランを始めていた。
呑気な私はトレランという競技を知らないまま、2019年UTA100km(trail running world tour の一つとされている)のウェイティングリストに名前をのせ、出場権を獲得し無事に完走。100㎞に参加した理由は20km, 50㎞のウェイティングリストが空いてなかったという単純な理由。つまり中間はないまま私は突然ウルトラトレイルランナーになった(笑)。いま思うとど素人がいきなり100㎞って危険(笑)。
UTA100の準備をする中で、自分が好きなこと(絶景を見ながら走る、不整地を走る)はトレイルランニングという競技だと知った。そしてUTMF(富士山)やUTMB(モンブラン)の100マイルレースの存在を知る。
そこからは早かった!どうしたら最短でUTMFにエントリーできるか調べて、2019年4月Jabulani challenge(22㎞)、5月UTA(100㎞)、7月BTU(117km)のレースを完走し、応募条件をクリアできたので2019年12月UTMFへエントリー。運よく一発で2020年UTMFの出場権を獲得。その後コロナがやってきて、2020年4月UTMF出場権は2023年4月へと延期された。
人生思うようにいかないことがほとんどだよね。マイルレースデビューは3年遅れたけど、特に気にはしていません。3年前と状況は変わり私も社会人にもどったことでトレーニングも十分にできていないまま参加。
前説が長くなったけれど
ようやくマイラーになれた私。
今回もレースれぽ
(*ノωノ)
書きます。
7時(レース8時間前)
7時から9時が朝食の時間。混雑前に食べたい私は7時に会場へ。
計画は崩れ7時ですでに朝食会場は混雑。
しかもほぼトレイルランナー笑(腕にリストバンドつけてるので判別できる)。
日本最高。モリモリ食べる。
「トレランは食べることも仕事」
という大義名分の名の下に胃がはちきれそうになっても食べ続ける(これも修行の一つ)。
日本帰国して2日目の私にはご飯のお供が眩しすぎた。とろろ、大根おろし、卵、納豆!最高かっ!
とろろ&卵ご飯を2セット
納豆ご飯を1セット
コーヒーは飲まず(脱カフェイン)
8時(レース7時間前)
はち切れそうな胃袋でコンビニへお出かけ。
スタート地点で食べるお昼ご飯(スタートは15時15分)と、ドロップバックへ入れるオレンジジュースとおにぎりを購入するため。
小学生の通学時間と重なりランドセルいっぱい。習字道具かばん?とかも持っててね、かわいいよ。
ホテルへ戻ったらドロップバックを準備。規定の袋にゼッケンシールをはるだけ。重量ははかってないけど3キロくらい?ドリンクいっぱいいれたしね。
ウェアに着替えて装備を今一度確認。
30分余ったのでタイマー付けて目を閉じた。
昔偉い人が言ってた
「目を閉じれば80%寝てるのと同じ」
って。
11時15分(レース4時間前)
お迎えのバスにのってスタート地点へ。
12時50分(レース2時間半前)
こどもの国に到着。
ドロップバック&フィニッシュバックは自分のゼッケン番号が書かれたゲージへ自分で入れるスタイル。
ドロップバック会場↓
フィニッシャーバック会場↓
フィニッシャーバックは有料で1200円くらい。荷物預けが有料なのは今レースが初めて!
(´・Д・)」ここで1000円をケチるのはだめ。スモールビジネスを救う救世主のつもりで支払うべし。
荷物預けから実際のスタート地点まで地味に遠い。10分くらいは歩いたかな?
13時35分(レース1時間前)
スタート地点へ到着しトイレを済ませたら周りのランナーの真似をしてお昼寝。
木陰を見つけて川の字になって寝てるランナー達。鹿のフンが落ちてるので注意。
14時半レーススタート
ウェーブスタート(4グループ)を採用。エリートアスリートから出発です。
ウェーブ1のスタートに大興奮♪
六花さん(ギターの人)と鏑木さん(黄色いシャツの人)に見守られながらスタートです。
今回悲しいお知らせが1点。鏑木さんが怪我で参加できなかった。本当は鏑木さんは1番後方からスタートし、ランナーを追い抜いてくことになってたのだ。来年に期待!←来年もでるの?笑
ちなみに私の予想は
女子→アラレちゃん
男子→わからんぞー!個人的には万場選手に勝ってほしいなぁ。
(予想はあたって、アラレちゃんが優勝しました!)
(写真はネットから拝借)
今回スタートみてわかったことがある。
ウェーブ1, 2, 3 vs ウェーブ4
これ全然雰囲気が違うよ!
ウェーブ1、2、3のランナーはスタート地点の場所取り大事。タイムを意識したランナーだからみんな前に前に!ギュウギュウなの!
一方、ウェーブ4はラストのグループは直前まで有料の豚汁食べてたり、私のようにお茶を試飲してたり。思い思いの時間を過ごしながらのんびり♪私にピッタリだね。
直前までスタート地点に立たないランナーたち↓
エリートの45分遅れでスタートなのでこれでいいのだ!
ランナーの並び方も謙虚(笑)。
ランナーの間隔は広く「前に並びたい人はどうぞどうぞ前へ行ってください」って。殺気立ってない。
スタート直前に六花さんからグループ4のランナーへのコメントがウケた。
『今までのは前座だ!日曜の朝に富士急で会おう!』
速いランナー達を前座とよび、
完走に40時間以上かかる前提で励ます(日曜朝のゴールは40時間以上で完走を意味する)。
完走目的の私にはピッタリのコメント!ありがちょー!六花さん大好きだー!
4月21日金曜15時15分(人生初のマイルレーススタート)
「無事に怪我なく完走したい」
だけど実際は......
(怪我したけど20キロ以上走った)
(帰宅後すぐに整形を受診)
(全治6-8週間、絶対安静の松葉杖生活開始)
人生初マイルの後は、
人生初の松葉杖生活。
これもまた人生。
修行はまだまだ続く。
この話、まだまだ続きます。
では。