シドニー生活

中年研究者のお話

レース2日前(水曜)

4時に起床。

6時にキッチンへ移動しコース試走の準備開始。わざわざキッチンへきたのは相部屋の人の睡眠を邪魔したくないから。ちなみに相部屋の人はOCCに出場予定(50キロ)。

 

宿を7時に出発。これが私の宿↓


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宿の玄関からMidi(約3800m)がはっきりとみえます。写真の真ん中の大きな山。

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パンとコーヒーを買ってご飯食べながら、3キロ先のStation La Flégèreまで徒歩で向かう。

 

8時10分に到着。ゴンドラ営業まで20分待機。


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ここで奇跡が起きた。

8時半にゴンドラに乗り込むと、丹羽選手が後から乗り込んできて私の目の前に座った!泣。

向かい合わせで座り、しかも足元には丹羽選手のお犬タックがいる。嬉しすぎて泣きそうだ。丹羽選手のイヌはオーストラリアの品種であまり見かけたことがない珍しい犬。

 

コース試走はゴール手前の8キロ。La Flégère(標高1894)からChamonix(標高1043)の区間。


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道はでこぼこ。元気な足なら走れるけど、165キロ走った後の足では歩くのも厳しそうだ。


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だけど絶景を見ながらなら頑張れそう。

フランス語の看板も新鮮!


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怪我なく試走は終了。

 

レース3日前の火曜に試走したのだけど、かなーーーりの数のランナーとすれ違いました。すれ違うたびに挨拶をしコミュニケーションをとるのだけど、グッドモーニングにたいしてボンジュールと返答があるのは新鮮!

ちなみにランナーの大半はシャモニー側からコースを逆走してくるランナー。つまり彼らはLa FlégèreからChamonixの区間をゴンドラ使うことなく往復してることになる。16キロをレース直前にやるってすごすぎ(獲得標高900mもあるし)。私にはやりたくてもやれないトレーニング。

 

シャモニーへ戻ったらトレランの服のまま、Midi を登ってみた。


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私の人生史上最も高い!

 

子供もお年寄りもゴンドラとエレベーターのりつげばミディー(標高3800m)へのぼることができるってすごい。そして簡単にモンブラン(標高4800m)に接近できるのだ。

 

ちなみに、写真中央右奥の白いまんじゅうのような山がモンブランです。

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ミディー登山の所要時間は合計3時間。

これにて高山トレーニング終了!笑

 

シャモニーへ戻るとTDSのランナーが次々とゴールしているところでした。


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完走したランナーにはリスペクトしかない。

 

TDSは悪天候のなか開催したのもあって完走率61%と低い。。。

 

と言うのも、TDS開催1週間前までシャモニーは40度と夏日が続いていた。それが突然15度まで下がり、TDSのランナーは雪と雨のなか145キロ(獲得標高9100m)を完走したのだから。みんなドロドロだった。

 

TDSを少し観戦した後、スーパーとパン屋さんへ寄ってから帰宅。

まずはこれ↓

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モンブランでモンブランを喰らう。この旅、3個目のモンブラン♪です。

 

モンブラン食べたらシャワーを浴び、レースの荷造り、よるご飯、21時前には就寝。夜ご飯はパエリア、生ハム、きゅうり、トマト、エビのサラダ。

 

シャモニー滞在2日目は、コース試走とミディー登頂で終了。

では。