シドニー生活

中年研究者のお話

ほぼ決めた

金曜はブログを書きかけで寝落ちしてしまった。とりま金曜のブログを上げときます。どうぞどうぞ↓

 

 

ハナキン、

2024年O-week最終日。

 

重役出勤でござる。14時から大学へ。

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坂を登ると、列にならぶことなく無料のアイスをゲット。


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フレーバー付きレッドブル(無料)を飲みながらオフィスへ向かう。途中、ボスの缶コーヒーも貰った。ボスは元指導教官と話す機会があったのであげた。こうして私の2024年のO-weekは地味に幕を閉じたのであった。

 

 

突然ですが、

結論から言わせてください。

7月から研究所で働くことにしました。

 

 

さらば、大学よ。

止めないでくれ。

私は決めたんだ。

もう後ろは振り返らない。

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(誰も止めてないし、お隣のスクールへ未練たっぷり...。)

 

Oプロジェクトは、パネル案件(現プロジェクトDと同じタイプ)で、その性質上やや複雑。政府直接指名でコンペが行われ、ランクAのMRFF・NHMRCとはまた別のプロセスで行われるやつ。Oプロジェクトは現時点でまだ非公開案件なので、私からC先生に対してOプロジェクトでの雇用の可能性について直接言及することはできません(そもそも対面で2度しか話したことない....)。この件について探りを入れることができるとするならば私の元指導教官のみ。そのため、先週・今週、複数回にわたり元指導教官に連絡し、ようやく金曜夕方に元指導教官がC先生と連絡を取ってくれました。

(私はややる詐欺取り締まり警察である)

 

金曜夕方に明らかになったのは「C先生はまだ政府と交渉中である」ということだった。

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第一報のテキストから見て取れるのは、C先生がほぼ確実に獲得する段階にあるものの、正式にはC先生がそれを獲得したとはまだ言えない状況。まだ正式なサインオフ(承認)がされていない。

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プロジェクトは大きく4つのカテゴリーに分けられており、そのうちの1つのカテゴリーのみが承認されているようで、あと1週間で残り3つがまとまるとは思えない。そもそもこれ12月の頭から続いている案件なんだよ。。。

Oプロジェクトですごく働きたかったけど、どうしてもタイミングがあわない。C先生が私を雇うつもりがあるのかすら確認すらできないまま、私は次へ進むことを決めた。自分にチャンスがあったのかどうかだけでも知りたかった。ないならないでもいいからさ。

 

私は数回のテキストを交わしただけで「7月からSと共に働きます」と自分の決意を感謝を元指導教官へ伝えました。いまとなっては、この2つのオファーが重なり天秤にならなくてよかったとすら思える(悩んで禿ができるかもしれん)。

 

でもね、元指導教官は「あと数週間以内には終わりそうだから、Sに期限を延期してもらったら?」と提案しきたのよ(笑)。この発言は本当に理解に苦しむ。。。「Sが待ってくれないと思うので、期限の延長はお願いするつもりはない。」ときっぱりその選択はないと回答したけど。。。

 

自分の都合で返事を数週間待ってほしいと言うなんて、それは無責任極まりない。自分の都合を優先する時点で、今回の機会は逃したものと考えるべきですし、Sと一緒に働くチャンスが再び訪れることはないでしょう。それは私の人間性に疑問を投げかける行為だから。

 

オーストラリア人が外国人の私を選んでくれたことに深く感謝するのみ。これは博士課程入学時に元指導教官が私を受け入れてくれた時と同様。外国人を受け入れるということ、相手の決断の大きさ(リスクを受け入れた)をこちらが理解する必要があって、だから口が裂けてもオーストラリア人に偉そうなことをいってはならぬのです。

ならぬのです!!!

だから引き受けてくれた後にどんなに難しい人間関係が待っていても、全力を尽くして協力し、どれだけ理不尽なことされても外部には一切の悪口を漏らさない。これが鉄則(私は時には我慢できずにブログに愚痴をこぼしてしまうことがありますが笑)。

 

 

私の選択は正しいと思うよと言ってもらえてホッとしている。

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そしてことわざを送ってきた。

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a bird in the hand is worth two in the bush - ウィクショナリー日本語版

へぇー

このことわざしらなくても自然とできてる私ってすごい?なわけないか。私はチキンなだけかな。

 

ご報告はそんな感じかな。

 

あと一つ言わせて。

何の根拠もないけど、一度大学を離れたらもう大学には戻らない気がする。

では。