今回の助成金エントリーの道はガタガタ・ハラハラでした
これはシドニーに在住の大学院生が助成金に応募する話の続き。
過去の話は↓
あらすじはこう→1週間ほど前の金曜に、2019年4月に応募した助成金Aの不採択の通知を受け取った。めそめそしてもいられないので、そこで以前から計画していたバックアッププランである助成金Bに応募することに。このとき実に助成金Bの締切9日前。
結論から申しますと、
締切1日前に無事応募完了!
結果オーライとはこのことです。
そもそも今回の問題は、助成金Bはオンラインアプリケーションではないということをすっかり忘れていたことにある!←完全に自身のミス
オンラインでないということは原本を提出するということ。
全ての共同研究者から署名をいただき
共同研究者が日本人の場合は捺印もいただき
その原本を書留で郵送が必要。
たかが郵送、されど郵送
だってシドニーから日本へ書類を送るのに最短で何日かかるの?
って話。
シドニーから日本へ郵便を至急送る- HDL Express
と前置きが非常に長くなったけど、今回は日本へ郵送とグラントでの学びを書きたいと思います。
私が今回のグラントで焦ったのは、先ほど書いたように期限に間に合うかどうかの問題。月曜の夕方に決まったのがこのスケジュールでした↓
- 申請書を火曜朝完成
- シドニーから日本へ火曜午後書類郵送
- 日本のK先生がシドニーからの郵便金曜受領
- 日本のK先生が日本国内の他のH研究者からの郵便金曜受領
- 日本のK先生が推薦状をE先生から金曜までに手配
- 6/30日曜までに投函する
完全に申請書作成は私次第。
最悪なのは、それ以外はK先生・H先生・E先生のスケジュールお構いなしなのよね!とにかく、シドニーから書類を送り、あとは人任せ笑!とにかく3人の先生にご協力いただくそれしかないという最低のシナリオです。
月曜の午後の段階で、考えたことは、まずはシドニーと日本へ最短かつ安心な会社を通じて荷物を送ると一体何日かかるのか?最悪は平日に到着しない可能性あり?
そこで私が選んだ会社は、HDL Express。ここを選んだ理由は2つ、
- Fedexよりも早いというレビューをみた
- HDL Expressのホームページが操作しやすかった
具体的にFedexよりも早いとは、「最短ヨーロッパへ2日で届いた」と女性がレビューしてて、かつレイト5☆付いてたのをみた。もう1つのホームページが見やすいとは、FedExと比較した結果です。HDL Expressはいとも簡単に荷物のドロップオフの時間帯と日本到着予定が検索できた。
唯一のなぞは、日本語でも検索してみたら9565円で124ドルくらいとなぜか高料金!
実際の料金はこれ
値段79.99ドル(約6000円)
これが高いか?安いか?わからないけど、火曜の午後に郵送すれば、金曜に日本に着くのがわかれば一安心。最悪遅れても日本に日曜には届くよね?って願いを込めて手続きをしたのを覚えている。
結果は、予定通り届き、火曜の13時半にだして金曜に日本で受領!
たった3日!
しかも相手の住所・電話番号・メールアドレスを入れたので、金曜到着予定のメールが届いており、トラッキングも可能で安心のサービス。
HDL Express の店舗
HDL Expressのホームページで検索をするとDrop offの場所は全てHDL ExpressのパートナーショップかHDL Expressのロッカーが表示されます。なぜか支店は表示されないというシステム。私は確実に日曜までに日本へ届けたいので、代理店の部分をカットしたかったので、グーグルでHDL Expressの店舗を検索して、シドニードメスティック空港近くの物流倉庫にあるレセプションまでもって行きました笑。
HDL Express 住所↓
3 Keith Smith Ave, Mascot NSW 2020
ドメスティック空港まで電車に乗ると空港料金が加算されるので手前のマスコット駅で降りて15分歩くのがお勧めです。ドメスティック空港駅からも7分くらいかかるので。
ところで、研究室のみんな、大学の道を渡ったとことにパートナーショップ3つもあるから「なぜあいつは空港まで行くのか」みたいな感じ?でね。だって誰も信用できんよね!と事情を説明し、みんな納得!相当これにかけているのが伝わったみたい。その後は、どんどんことが大きくなり、書類が完成していざ空港へ向かうためオフィスを出る頃には、なぜかオフィスにいた4人がみんなスタンドで私をお見送りするという、よくわからないシチュエーションにまで発展した笑。「がんばれよ!」って言われても、もうあとは郵送するだけで頑張りようがない・・・笑。あえていうならHDL Expressに頑張ってもらいたい。
HDL Express 手続き方法
レセプションへはA4の袋に書類とCDを入れた状態でもって行きました。
国際郵便に必要なA4がすっぽり入るビニールのレターパックも、住所の入力もレセプションにあるパソコンで入力。これらは料金に含まれているのか追加なし。
すべて英語での記載なので、スタッフが気を利かして、「日本語でも書きたい?」と聞いてくれた。もちろん!すると名刺サイズの白いシールをくれたので、そこに相手の住所と名前と連絡先、自分のメールと電話番号を記載して、そのシールをレターパックの外装に貼ってもらいました。これでHDL Expressの日本スタッフフレンドリーな郵便が完成。
私が日本へ最短で送りたいとか、1日でも早くつくようなオプションはないかとか聞いたので、スタッフが気を利かせてくれたのかな?このシールはありがたい。安心感が増しました。
で、肝心な中身を最後に確認させてもらったら、スタッフが「あなた!CD入れているのね!内訳に書き足さないといけないから、私がここは書き直しておくね。バリューは1ドルとしておくから!」
ちょっと、
1ドル?
CD自体は1ドルの価値だけど、その中身は数百万の価値があるかもしれないのよ!
なんて思った次第です。
面白いよね。人にはただのCDで、私には死に物狂いで仕上げた申請書が入っていて、これが届かなかったら全ては水の泡なんて重い思いがつまっている。
とにかくHDL Expressさん、何かあるときはまた利用させてもらいます。
最後に反省文
今回の一番の反省点は、自分の脇の甘さ。このグラントは1年前にエントリーを決めていたので、もう何度かアプリケーション読んでいたので、もっと早くバタつかずにすることもできたはず。
いくら日本人の私でももう2年もシドニーにいるとついついシドニースタイルが染み付いていたのだなと。オーストラリアではオンラインアプリケーションが一般的なので、応募書類を投函なんてことはいままで経験してこなかったから、ついついやらかした。←わかってる、これって言い訳にしかすぎない。同僚から指摘を受けたときは情けなくて情けなくてね。それにしても手遅れになる前で本当によかった。
あとは結果を末のみ!
では。