相変わらず、スピード命で生きています。
これまでの流れはこんな感じ↓
9月14日10時、リジェクトになる
9月14日13時頃、次のジャーナルを決め、submission用のジャーナルFのユーザーアカウントを作成
9月14日17時半〜18時、スーパーバイザーとミーティング
9月15日23時半、ジャーナルFへサブミット
今日は昨夜P2をジャーナルFへ投稿する前のお話です。
【ジャーナル探し】
今回のジャーナル選びはきつかった。ここまで挑戦ジャーナルにフラれ続けると「挑戦ジャーナルのネタが切れる」という病を発症👈笑。
(^_^;)
第5希望ジャーナルは、第4希ジャーナルを選定する際に最後まで悩んだジャーナルです。これだけ時間割いてジャーナル候補を探したのに、結局は自分が最初に考えていたジャーナルに着地するというね、時間と脳みその無駄遣い。
【スーパーバイザーとミーティング】
スーパーバイザーは「ジャーナル〇〇」を候補にあげた。
「やっぱりな・・・」←私の心の声
それは確かに候補の1つではあるが、いまのタイミングではないと私は思う。
(・ω・)
あと1回くらいは挑戦ジャーナルでもよかろう(^o^)と思うのです。
私「〇〇は良いジャーナルですよね。P2のジャーナル候補だと思う。P2のジャーナル候補として例えばジャーナルFとかどう?」
ス「最近はないけど、昔はFにいくつか投稿したことがある。IFはいまはいくつだ?」
私「IF 3.923」
ス「(´⊙ω⊙`)」
ス「ジャーナル〇〇のIFはいまいくつくらいだ?」
私「ジャーナル〇〇はIF 2.953」
ス「(´⊙ω⊙`)」
ス「(´⊙ω⊙`)」
ス「(´⊙ω⊙`)」
ス「ジャーナルFはgreatだな!」
即決👈IFありきのジャーナル選定か?笑。
もう、この会話の展開、
|д゚)
完全に調子にのっとるやん私。
(ミーティング前にFのアカウント作成済み。アカウント作成してるから、スーパーバイザーに聞きたいことをこのタイミングで聞いてしまおう作戦←毎回やってます)
えーっと、まとめると、
ーImpact factor (2020)
ジャーナルF 3.923 > ジャーナル〇〇 2.953
ーFive year impact factor (2020)
ジャーナルF 3.664 > ジャーナル〇〇 3.270
データを見る限り、FのほうがIFが高く、直近5年を見る限りやや上昇している。
小さな事だけどスーパーバイザーには十分な情報だったみたいです。
\(^o^)/勝った〜
ミーティングで大事なことは、
「準備」
もうこの一択。
・ジャーナル候補は複数用意する
(今回は6つ用意。その中には自分の希望だけでなく、スーパーバイザーが口にしそうなジャーナルを予想し混ぜ込んでおくことが大切。実際にミーティングではF以外の話はしませんでした。)
・情報を収集する
(最低3つは確認する:IF, P2と同じ手法を取扱った研究やセッティングが同じものが掲載されているか、スーパーバイザーの掲載歴)
これだけ準備すれば「▲▲はどうだ?」と聞かれても基本的な質問には即答できる。これにより、さくさくと会話を進めていける。
最近大事だなと思ってるのは、3つ目のスーパーバイザーの実績確認。過去にそのジャーナルへ投稿したことがあるかどうか、ある場合は投稿時期とファースト/ラスト/ミドルを確認することで、スーパーバイザーとジャーナルの距離を確認できる。距離によってはジャーナルの説明をする必要がある。例えば、ビアーズクライテリアが掲載されてるジャーナルだから選んだとか。
歴を検索する方法は簡単です。
1.Scopusでスーパーバイザーの名前を検索
2.論文の一覧を表示(デフォルトは20件/ページ)
3.表示を200件/ページに変更
4.crtl+Fでジャーナル名を検索
今回の場合だと、
ス「最近はないけど、昔はFにいくつか投稿したことがある。IFはいまはいくつだ?」と言われるのは想定範囲内。
Scopusによると、スーパーバイザーの論文約200本の中、Fは6本ある。
年/ポジション/scopus citation/google scholar citation/First author
- 2021年/ミドル/1/1/A
- 2018年/ラスト/10/19/M
- 2016年/ファースト/62/110/-
- 2010年/ラスト/72/109/R
- 2009年/ラスト/78/107/N
- 2008年/ラスト/94/176/B
これを見てわかることは、
最近はスーパーバイザーの論文はFに掲載されていない。
2016年に総説を書いている(おそらくinvited review)。
全体的に引用回数が多い。
この情報を元に「おそらくスーパーバイザーはchef in editorのことを聞いてくるだろう」と予想をたて、ミーティング前にeditorial boardを確認。もちろん私はeditorを見たところで誰だか知らんし、editorial boardのメンバーをみてもチンプンカンプン。ただ国籍を見ておくだけでスーパーバイザーとの会話がはずむのだ。あとはどのジャーナルの時も必ず「オーストラリアが含まれているかどうか」を伝える。スーパーバイザーはこのような小ネタが好きなので(笑)。
今回わざわざscopus citationとgoogle scholar citationを書いた理由は、スコーパスのほうが断然厳しいことをお伝えしたかったのです!大学の昇級審査で使用されているのはスコーパスのほう。
最後に、ファーストオーサーの名前を書いた理由は、私はファーストオーサーを全員知っていたからです。
(ノД`)シクシク。みんなが優秀すぎて、自分が🐜蟻より小さな人間に思えるのです、これまじで〜!
特にNとRは有名で、億単位のグラントを自分の名前で獲得している。Mは私のP1が掲載されているジャーナルでその年のbest paperに選ばれている。
BはPhDをとったあとは研究はしてないけどティーチングが好きなので大学でずっとカジュアルをしている。昨年ボンダイのビルを一棟25億円で売却した(←研究と関係のない情報が最新情報というね笑)。
Aはレベル5のオフィスにいたときに同室だったオナーズちゃん。しかもオナーズのなかのオナーズで主席卒業(メダルもってるぜ!)。
話がずれたけど、実は今回一番おどろいたことは、優秀な彼らが博士課程の時に書いた論文がそのへんの研究者より引用回数が多いという事実。
(*^^*)最近の業績しか知らなかったけど、昔から有能だったんだなと、改めて彼らの凄さを知るというね。
(*^^*)心から彼らを応援しとります!
とりま長くなったので終了。
では。
(^O^)