シドニー生活

中年研究者のお話

ポスターその後

学会終わって2ヶ月半に友人がawardを取った話を昨日書いた。今日はその続編を書くことにする。

 

今日の友人からアップデートをうけて、いかに自分ができない人間か考えさせられた。私は能力もなければ視野が狭い人間だ。

 

昨夜、友人はチームメンバーへawardの報告をしたそうです。夜なのにメンバーから即お祝いの言葉が帰ってきたと感動してた。

→それ聞いて私、みんなオフィスにいない時間帯なのに、お家にいてもメールは見てるんだなって。オーストラリア人ってみんな仕事大事にしてるやん。それに夜でも即返信するなんてめちゃ優しいやんって思った。

 

友人は一夜明けてメンバーからもダイレクトにお祝いの言葉を受けたみたい。本当によかったねー!

→発表が遅れたことはどうでもよく、単純に受賞を喜んでくれたみたい。私は昨日友人と2人で今更感がすごくえキョトンとしてたのにね。やっぱり相手の悪い側面より、良い側面を見ていくのは大事だね。いまや笑い話にもならず、ただのめでたい話になった。

 

で、友人、深い意味もなく続けてこう言うのだ。

『今日はアブスト2本提出したら、ボスから、今回も賞を狙っていこうって言われた。』

と。ボスのテンション上がってるって話だったけど、私の気になるのはそこではない。

 

私は時期的に12月頃の発表なのかなと思ったので、すかさずどこの学会か確認。予想は〇〇と△△で、一本ずつなのかとおもったの。でもわアブスト提出したのは△△の方で2本だった。

 

ある意味的中した!

\\\\٩( 'ω' )و ////

 

予想が当たったことがすごいんじゃない。

一つの学会で2本発表してるのがすごいのよ。しかも何回も。

 

今回受賞した6月の国際学会のときも、アブスト2本だして、1本は口頭・1本はポスター発表をしたのよ。

 

それ以外にも今年は9月国際学会はアブスト1本だしてポスター発表が決まってる。

7月のオーストラリア国内学会でアブスト1本だしてポスター発表をした。

 

やばくない?

え?

発表だけやっても意味ないって?

発表だけじゃないのよ。今年だけでinvited speakerで海外招待を3回うけてる。オーストラリア国内でも私がしってるだけで一回招待されてる。

 

え?お話が上手なだけかって?

違うのよ。

めちゃくちゃ解析しまくってて発表データがありあまってるみたい。『どうせ学会に参加して発表するならついでにもう1本だしとくか』って発想らしいけど、そんな発想は私にはないのよ。もちろんファーストで論文をどんどん書いてる。

 

何がすごいかって、これでポスドクレベルAだよ(アカデミア1番下のランク)。

フルタイムのポスドクって一般的には一つのプロジェクトに貢献する事をいう。だけど、友人の場合は優秀すぎて、いまや5つ以上(8つくらい?)のプロジェクトに関わってて、自分がPIのプロジェクトも2つある。

 

こんなのをみかけると、私はこの業界で戦える気がしないのです。

本当に将来どうしようかなって。

私も頑張らなきゃね!

 

では。