シドニー生活

中年研究者のお話

今月も HDL express に行く女、新たに挑戦してみた

ワークショップに応募してみた

金曜の夕方、またここへ行ってきた。

f:id:pskusg:20190726170848j:plain

HDL express 

シドニーのドメスティック空港から徒歩7分のこの場所、国際郵便を取り扱う民間会社。

”また”と言うのも、先月締め切りぎりぎりでグラント応募申請書類を日本へ送る際にお世話になったばかり。

その時の→HDL express最高

 

この話はさかのぼること2日前の木曜、日本とのミーティング後に、ミーティングのささいな会話からふと「〇〇の学会(日本の学会)に参加しよう」と思ったのだ。誰に勧められたわけでもないがまた勝手に挑戦を増やしている。調べたら5月。現時点で、来年5月は日本に一時帰国する予定があり、タイミングは完璧。

そして決意新たに、その学会参加計画を友人にふと告げたときのこと、

友人「そーいえば●●(外資系大企業)が毎年10名だけ募集して開催するワークショップ知ってる?過去に参加したことあるけどおすすめだよ。多職種・異業種の研究者が集まるから、ネットワーク作りには最適。」

!!!

それ、以前にふわぁ〜っとどこかで聞いたことある!と思いその日の夜に速攻で調べたら、

☆開催来年1月←私この時期は日本に帰国する予定あり。

☆参加費用←1泊2日のワークショップ参加費宿泊費食費無料。

☆コンテンツ←夜に親睦会の名目でほろ酔い交流会がある。

☆テーマ←興味あり。

魅力的すぎるやろー!

しかし

締め切りなんと、

今月末。

!!!

31日(水)必着?

えーっと、

えーっと、

6日後には日本の●●に書類到着してないといけない。

こうしてHDL expres さんにいくことが決定。だってpost officeで郵送すると間に合わない…

紙を数枚だけ送るのに80ドル

世の中は、金ですか?

頑張っているのにお金ばかりがとんでいく、あれよあれよと簡単にとんでいく〜

f:id:pskusg:20181218174434p:plain

この時点で木曜夜、私のプランはこう↓

「翌日金曜10:30-11:30スーパーバイザーとのミーティングがちょうどあるので、そこでワークショップの話をして、同意をもらい、速攻で推薦状を書かせて、金曜の午後7時までにHDL expressに持っていく。」

なんたる自分勝手な計画。我ながら笑える。スーパーバイザーを急かせてまでやる事か?うん、やる事だな(笑)

 

金曜ミーティングでは、他の事を話す予定だったが、時間もあまり無いので開口一番に2つの報告があると伝えた。

・日本で●●が行うワークショップに応募したい事

・日本の学会でオーラル発表したい事

スーパーバイザーは突然すぎて少し驚くように笑っていた。順を追って1つ1つ説明した。

ワークショップの内容と私が参加したい目的を説明すると、スーパーバイザーは「やってみろ〜!」と大賛成。だって企業名はスーパーバイザーも知ってる有名外資だったからね。推薦状ももちろん書いてもらえることになった。

期限を聞かれ「5日後」と答えると大爆笑。「お前、前回と同じ方法でまた空港近くの支店まで持参して郵送するつもりか?それなら間に合うということか?笑」とね。

f:id:pskusg:20181218174427p:plain

やらせてください!

あとね、こんなにばたつかせてこんなこと言うのもなんだったけど、スーパーバイザーに現実は伝えておこうと思った。「●●のワークショップは10名程だけ選ばれるが、過去に学生が選ばれたことは4年前に1回!」だとね。そうなの、現実は厳しい。そこでスーパーバイザーが私の強みを語ってくれた。

Young female researcher,

Doctoral candidate in -- university,

Female health professionals with cilinical experience in --, --, and --,

だそうです。駆け出しの女性の研究者である(PhDはいち研究者としても扱い)こと、海外の博士課程に在籍していることはかなりの強みになるのでは?とのこと。そもそも女性でそんなことしてる日本人いないやろ?的な感じ?笑

まあいいのよ、この言葉を鵜呑みにして、もうこちらはもらった気でいくっきゃない。

そうそう、学会についても同様に参加意図を説明すると、何回か"I like it! ", "I really like it!"といってる。スーパーバイザーがこれを何度か口にする時は、私のアイデアを気にいる時です。「いけいけ〜!」って感じで言ってきます。これも安心。

 

そしてこの2つの報告がすんだ最後に、スーパーバイザーにきいてみた

私「PhDの学生って、学会参加は年に1回か0かだよね?」

ス「(笑いながら)そうだ」

私「私は今年は学会3回、来年は学会を現時点で3回予定している。そこに学会1回追加して、ワークショップきまったら、もう5回もイベントあるね。」

ス「(笑)」

私「この2つの計画を自分のスケジュールに追加するのは簡単だった。ガントチャートに黄色をぬるだけだから。でもこのスケジュールをこなすの簡単じゃないよね。」

f:id:pskusg:20190727194259p:plain

ス「(笑)そうだ。黄色を塗るのは簡単、こなすのは簡単じゃないけど、お前ならなんとかこなせるだろ!笑」←ってこの人自分で話しながら先に笑いがでてました。

普通はスーパーバイザーが学生の背中をそっと押すものでしょ?私の場合は押さずとも私がガンガン攻めるから楽しんでます。ようは椅子に座って遠くから「いけいけ〜!」「いいぞ〜いいぞ〜」って言ってる高みの見物人?のような感じね。

こうして、スーパーバイザーは私が自ら忙しくしていること(挑戦しまくる)に感心してくれるけど、でも自身を冷静に分析すると、それをこなせるだけのスペックなし!

 

ということで、ミーティング後にスーパーバイザーへすぐに推薦状に関するメールを送る。その間に自身の応募書類を作ってなんとか完成するも、スーパーバイザーはいまだ仕事せず。それもそのはず、私の後にもPhD K, 謎の女性,と立て続けにミーティング。スーパーバイザーがやっとフリーになったのは15:45!スーパーバイザーは明らかにランチとってない。いくらなんでも忙しすぎやろ?

f:id:pskusg:20190718083119p:plain

でもここは心を鬼にして

ミーティングが終わった瞬間、部屋をノックして、推薦状をいますぐ書くように促す。

 

ス「いつ空港のお店にいくつもりだ。十分時間はあるのか?」

私「オフィスをは16 時にでるつもりだ。時間は十分にある。」

時間は十分にあると言っておきながら、15分で書けと、15分後にはオフィスを出る予定していると告げる私。

f:id:pskusg:20190718083204p:plain

鬼すぎる。

うん、私は鬼。

f:id:pskusg:20190726170848j:plain

無事に推薦状とサインをもらい、HDL expressに到着したのは17時。締め切りの3日前となる7月29日に到着が確定。

ここでいつもかかさずにやっていることはスーパーバイザーへ報告。郵送手続きが終わったらすぐにメール。

返事はこれ↓

「Well done ○○(私)! Have a good run and enjoy your weekend!! Great effort.」

 

ワークショップを知り応募を決めた木曜の夜、そして翌日の金曜に提出。無事に終わって本当によかった。あとはフィンガークロスです。

落ちたら悲しいけど、

f:id:pskusg:20190718141728p:plain

受かったら相当嬉しい。

f:id:pskusg:20190718093657p:plain

落ちる確率のほうが高いけど、でも挑戦しないことには受かることもない。だからこれでいい。そう思う。

では。

 

いまの私と1年前の私

土曜日からブログを書いていない。ネタがないわけじゃない。HDR2年目に突入したけど「これブログに書きたいな~」と思うことは日常でいまだに起きている。

そう、

ただ、

私が帰宅後にパソコンを開けることができないという病気。

そんな病気の私に今朝「はてなブログ」からメールが来た。

id:pskusgさん

1年以上の長きにわたってブログを継続いただいているユーザー様を対象に、 過去の同じ時期に投稿した記事を振り返るメールをお送りします。

 

これってなんだか特別感を出してない?特に「1年以上の長きにわたってブログを継続いただいているユーザー様を対象に」ってあたりが笑。

とはいえ私がサボっていたらこんなメールきたし、要は、「ブログやれよ怒」ってはてなブログからのリマインダーまたは催促?笑かな?と勝手に解釈してます。

そして、このメールとともに1年前の記事のリンクを3件貼っありました。自分でいうのもなんだけどタイトルがそそられて、思わず自分のブログ読んでしまいました。

その名も

孤独な論文執筆生活

(2018/7/24の記事)

もうね、今の私、1年前とおなじような状況だったの!笑。自分の生産性の低さに愕然としている状況ね。

続いて、

大学のお昼ご飯編” 

(2018/7/25の記事)

これも懐かしかった。あれから1年後のいまは朝と昼は糖質カットしています。基本はプロテイン、サラダ、スープ、ヨーグルト、フルーツです。これは近々ブログで書こうかな。とってもヘルシーで時間がかからないお弁当です。

本気とユニーク” 

(2018/7/26の記事)

これも懐かしい。体調不良の話から、ニューキノロン系合成へ話がそれていったときのエピソード。いまも思う「人と頑張って会話する努力」は必要。周りにはユニークな人間はたくさんいるのだから!ユニークな人間をどんどん周りにつけていくと人生は楽しくなる←持論。

 

とういうことで、久しぶりのブログなのに、過去の記事を貼っただけという

すぼらぶろぐ

でした。

よかったら過去の読んでみてね。

では。

Brisbane Trail Ultra Festival 110km 出場した -3

BUT110のお話です。

前回から空いてしまったけど、あきらめず根気欲書いております。トレランに興味ない人にとっては全然面白くないと思うのですっ飛ばしてください。

以前のは、

BTU110の準備始めました

BTU110に来ちゃいました

BUT110完走

BTU110に出場した1

BTU110に出場した2

START~CP1

総距離: 15.6km

Elev: +737.1m / -455.1m

f:id:pskusg:20190709114857p:plain

今回は朝5時スタート。暗い中でレースが始まりました。

f:id:pskusg:20190718121617p:plain

(写真はBTU110のFBから)

スタートからヘッドトーチが必要なので、キャップを後ろ向きにかぶり、ライトをつけていざ!

開始すぐに思ったことは、マーキングが全然見えない

f:id:pskusg:20190709181342p:plain

どこにマーキングがあるか全然わからないまま、スタート直後は他のランナーについて走っていきました。少し進みトレイルに入ってからようやくマーキングを見つけた。

どんなのかというと↓

f:id:pskusg:20190718115337p:plain

(写真はBTU110のFBから)

このマーキングは、ライトで意図的にどんぴしゃで照らさないと反射しない!

マーキングのクオリティーが低いわけじゃなく、私はまだ経験が少ないのでこんなパターンもあるのかぁと学んだ感じかな。だって経験値1(UTA100)の私は、UTAがスタンダードなのだと勘違いしてました。UTAのときは何メートルも先のマーキングがいつも暗闇の中で光ってました。

UTAの夜↓

f:id:pskusg:20190518235547j:plain

この写真、奥に2人ランナーがいるその右側に白く光る紐があるのみえます?

f:id:pskusg:20190719111320p:plain

f:id:pskusg:20190518235548j:plain

こんな感じで、UTAではたった一人で暗闇を走っていても、自身のライトの光にマーキングが反射して、白い紐のような数メートル先にみえるんです。

f:id:pskusg:20190718092323p:plain

だから走っていても歩いていても次のマーキングが見えてるからコースロストしてないという安心を得ることができてた。今回はマーキングは最低500mに一つといわれていて、そもそも数は多くないのもあって・・・、不安になることが何度もありました。

 

話はBTUに戻して、

これはやばい、スタート開始からこのメンタル・・・。

だから日が明けるまでは誰かについていこうと決めて、目の前にいた男性ランナー2名に必死についていきました←頑張ったけど、7km付近でおいていかれた・・・。

f:id:pskusg:20190709211140p:plain

とうとう1人になってしまった。

まかれた?笑

なんだかんだでしばらくして朝が来た!

f:id:pskusg:20190706063507j:plain

コースは基本的に林道で走りやすかったです。

しばらくすると小雨が降り始めた!

このときはまさかこの雨が24時間降り続けるとは想像もしていなかった・・・。雨は時々止むけど、小雨と本降りを繰り返しでそれはそれは長い雨の1日でした。

f:id:pskusg:20190706070751j:plain

7:22にCP1到着。

エイドのスタッフは優しく、ソフトフラスクへの水補給を代わりにしてくれる。その間にトイレ休憩を済ませ、そしてポテチを美味しくいただく。ここでは休憩約5分。

距離         15.48km

累計標高  ----m

カロリー  910calories

時間         2'22'15

ペース      9.11min/km

CP1到着  7:22

Cut off     9:15

なぜか累計標高が測定できてなかった・・・

f:id:pskusg:20190709121315p:plain

f:id:pskusg:20190709121321p:plain

CP1~CP2

総距離: 30.7km

Elev: +1599.7m / -1480.6m

f:id:pskusg:20190709115620p:plain

今回、一番恐れていた区間です。私はまだまだスピードが遅いのでカットオフに引っかかる可能性がある。UTA100の結果と日頃の練習タイムから考えるとここで引っかるのがオチ。

この区間の作戦は「どんな坂道も走り続ける」。レース後半のことは一切考えず、どんなに遅くても歩かなければこのカットオフを超えられるはずなんです。で、よっぽど急なのぼり以外は走りました(←速度はゆっくりだけどね)

f:id:pskusg:20190706121921j:plain

雨は降り続けているのでコースはだんだん滑りやすくなってきたものの、それを避けるだけの道幅があったりして、比較的走りやすかった。

基本は1人孤独にラン。時々。後続からエリートランナーがやってきて抜かされることもありました。

f:id:pskusg:20190719114134p:plain

(写真はBTU110のFBから)

この大会はエリートランナーは一般ランナーより1時間遅くにスタートする仕組み←普通はエリートランナーがアーリースタートだよね?

エリートランナーの走りを生でみれる機会は少ないから、貴重な経験です。エリートランナーの共通はレインウェアなし!

f:id:pskusg:20190716115931p:plain

後々わかったけど、エリートランナーたった8名!うち1名は日本人!すげー!

 

CP1~CP2は30.7kmと長いので途中(CP1から10.1km地点)にWPがある。なのにガーミンが10kmを指しているけどWPの気配がない。

記憶では、結局CP1から14kmの地点にWPがあった。なんだこの誤差!?

f:id:pskusg:20190718123048p:plain

しかも無人WP。この10Lサイズのウォータータンクが10個ほどコース脇に積み上げてありました!

無人かどうかは別に不便がないのでいいけど、UTAしか経験がない私には無人WPの発想がなかったので衝撃でした笑。何がともあれ水を補給できたのでめでたしめでたし。

そしてCP2にはループが2箇所と折り返しがある。

f:id:pskusg:20190712091308p:plain

いざその箇所につくとサインがありすぎて逆に説明がよくわからない。さらに周りにランナー0。だから立ち止まりリュックからマップを取り出して進む方向を確認。

f:id:pskusg:20190712091457p:plain

このあたりは折り返しとループのコースにも係らずスタッフ0。ループにはクリップがおいてあり、ゼッケンに穴を開ける必要がある。

f:id:pskusg:20190718233035j:plain

これが証拠のクリップであけた穴。ループを走った証。

f:id:pskusg:20190719121630p:plain

写真は2つ目のループを走っているところ。手に持ってるのがマップね笑。

f:id:pskusg:20190706114446j:plain

無事にCP2 に13:11到着。タイムもよかった!貯金1時間半できた!

ここでもソフトフラスクの水補給はボランティアスタッフが代わりにやってくれました。その間にトイレに行くことができて効率良い!

f:id:pskusg:20190712095850j:plain

そしてひそかに楽しみにしていたREDBULLのCOLA初挑戦。

f:id:pskusg:20190709211131p:plain

あまり好みの味ではなかった。写真はスーパーバイザーへのお土産に持ち帰った1本です。スーパーバイザーそもそもレッドブルのまないとかいわれちゃいました泣。

f:id:pskusg:20190706114451j:plain

ドロップバックに入れてたクロワッサンを食べてチャージしながら、ご機嫌な感じで荷物を整理していると、なんとスタート時につけてたヘッドライトを失くしていることに気がつく。

f:id:pskusg:20190712091246p:plain

マンダトリーギアなのでCP2のスタッフに申告。

I lost my head torch...

すると、なんとCP2のスタッフがジェントスのライトを差し出す

f:id:pskusg:20190709211046p:plain

まじ!?

奇跡的に、他のランナーが拾って届けてくれたらしい。感謝でしかない!

「ありがとう、よかったー」と伝えた次に出てきた言葉は、I'm very lucky!でした笑。まさか落とすとは思ってなかったよ。レース中は何が起きるか本当に分からないと身を持って学びました。

それにしても、オーストラリアのランナーはジェントスしらないだろうな笑←日本のメーカーです。

距離         31.22km

累計標高  +1268m / -978m

カロリー  1826calories

時間         5'55'52

ペース      11.24min/km

CP2到着 13:11

Cut off     15:00

f:id:pskusg:20190709121220p:plain

f:id:pskusg:20190709121215p:plain

そうそうCP2では体重測定あったよ。これの続き↓

f:id:pskusg:20190706043107j:plain

私は500gくらいしか変わらなくてパスできた!

CP2~CP5

総距離: 15.9km

Elev: +1058.2m / -1480.6m

CP2からCP5へいきなり番号が飛ぶのは、CP3,4は100milesのランナーの用のCPだからです。

f:id:pskusg:20190709115449p:plain

この区間は他のランナー情報によると、50km過ぎにけっこうきついところがあるらしい。距離に対する累計標高もここは一番きつい。

f:id:pskusg:20190709211106p:plain

事前に入手した情報により、心の準備はオッケーCP2 出発。

写真はないけど、”泥んこ祭り”でした。ただの斜面ではなく、かなり急斜面の泥コースがひたすら続く。

f:id:pskusg:20190706133049j:plain

赤土だけの道で、こんなさわやかに落ち葉なんてなかったな。写真はないすまん。

コースに立つこともできない状態で、立つとツーーーって立ったまま前に進んでいく状態。スノボの板でもはいているのか状態。2度も全力で転倒。私は出来る限り、コースを少し外れて横にあるしげみを中を手と足ででかき分けがら急斜面を下っていくようにしました。後に他のランナーにきいたら、これ正解だそうです笑。少しずつだけど経験値あげております。

f:id:pskusg:20190709211106p:plain

f:id:pskusg:20190706121930j:plain

泥が終わってその後は林道なので坂道も比較的走りやすかった。

P5手前の200mアップの坂の途中で暗くなり始めた。日の入りは5時なんだけどなんだかんだで5時半まではライトなしで走れた。そしてこの頃は雨は土砂降りにかわってた。

ようやく明かりが見え、坂を登りきったところにはテントが1つあった。そしてレスキューの服を着た男性2人。

私「hello」

男「ゼッケンを確認させてくれ」

私の番号を確認してそれで終了。

え?

ガーミンみても明らかにCP5のはず。思い切って聞いてみた。

私「ここってCP5?」

男「そうだよ」

動揺・・・。これCP?とっさにでた言葉は、

私「この椅子借りてもいい?」

男「もちろん」

CP5ってなにもない。パイプ椅子がテントの下に4つくらい?あっただけ。この頃雨が強いときで、雨をしのげるだけでも満足でした。

思い切ってお水あるか聞いた。

私「お水とかある?」

男「水はこっちにタンクがあるぞ。フードは10km先のエイドにあるから。」

指さした方にいくと、テントの外にお水の入った白いタンクが積んであった。

f:id:pskusg:20190718123048p:plain

エンドについたのでテントの下にあるパイプ椅子に一旦リュックを置く。そして豪雨の下にまた戻って、テント横にあるタンクでソフトフラスクに自分で水を補給する。なんども言うが、豪雨の中、テントの横で水を補給する。

なんだこのレース、全然休ませてくれない笑。

なんじゃこの状態!でもこれだからトレランたのしいな。大自然と己だけの闘い。雨にひるんでいる場合じゃないんだ!

そうこうしているうちに後続の男性ランナー2名がやってきた。彼ら私と同じことをスタッフに聞いて同じ回答をもらってた。

ランナー「あれ?食べ物は?水だけ?」

男「水ならある。フードは次のエイドにあるから。」

f:id:pskusg:20190709211131p:plain

ランナーうなだれてた。

そりゃー、そーなるわな!CP2からここCP5まで約16kmと長め、前半は泥んこ祭り、CP5直前はのぼりが続いて、夜がきて暗くなった、雨もちょうど激しくなってたとき、だからCPをいかに楽しみにしてた気持ちわかるぜよ!

なんなら、CP5って表示すらないからねここ。

f:id:pskusg:20190709211131p:plain

他のランナーにあとできいたら、ここがCP5だと気がつかずに通り過ぎたらしい笑。

まぁ。

これだからトレランは面白い。

極限の状態まで身体的につかれているのに、いろいろ状況を受け入れて次に進むこのっ精神力!唯一の心の支えは、用心に備えてドロップバックは食料も水分も十分に備えた状態で走っていたということくらい。セルフマネージメント能力が高まるというかなんというか。これ修行か何か?です。

ということでここCP5ではほとんど休憩せず5分でレース再開。準備したのはヘッドトーチの予備バッテリーをすぐ取り出せるようにポケットにうつしただけで出発なんだな。

そうそう、ガーミンの充電もピンチだったので、ガーミンを外してモバイルバッテリーで充電しながらCP6までの10kmを走りました。雨なので濡れないように、お腹のポケットに忍ばせてましたとさ。

距離          15.86km

累計標高  +827m / -900m

カロリー  1004calories

時間         3'51'48

ペース      14.37min/km

CP5到着  17:34

Cut off     22:00

それにしても人生であんな泥の急斜面の上ったり下りたりしたことないです。とんでもないコースでした。

f:id:pskusg:20190709121201p:plain

f:id:pskusg:20190709121208p:plain

 

お話続きます。

では。

 

 

疲れてます

f:id:pskusg:20190718083030p:plain

 

今朝は9時に登校。今日は研究室3番目でした。スーパーバイザーより遅かった。

重役出勤か!?

まぁ、べつに何時に来るとか決まってないからそんなの関係ないのだけどね。例えば、PhD Aは2週間以上大学きてないし、MPhil Lは11時すぎに登校して5時には帰宅が基本で、なんなら先週はスーパーバイザーいないし一週間半は大学来てなかったけど。

他と比べちゃ駄目!!

f:id:pskusg:20190718082857p:plain

わかっているのだけど、愚痴もいいたくなるわな。今週はなにかとつらい。昨日の打ち合わせもつらかったけど。とにかく次の研究の準備に頭をかかえています。

f:id:pskusg:20190718083119p:plain

もう駄目。

今週ずっとポリシーレベルのことを検索しては読んでの繰り返しで、とうとう、うに。

 

f:id:pskusg:20190718083408p:plain

もう頭がうにになった。

f:id:pskusg:20190718083135p:plain

ポリシーといっても日本のポリシー。日本語のドキュメントを読んでいるだけなのにそれでもあかーーーん。

この状態のなか、研究のことで4つ大きな決断をしなきゃいけない。

f:id:pskusg:20190718083204p:plain

でね、メンタルぐったり。夜になるともう無気力。

先週の土曜以来、ランもストレッチもしてない。疲れているときや無気力なときこそ軽い運動をするのがいいのはわかっている(頭がかなりスッキリする)けど、今週は無気力レベルが違う。

わかってる・・・

わかってるよ・・・

言い訳は駄目!!

f:id:pskusg:20190718083148p:plain

やれるかどうかは聞かれてない、

やるしかないんだ。

と言い聞かせながら仕事したりブログ書いたりちょこちょこしてます。

f:id:pskusg:20190718082923p:plain

矛盾だらけの私。

f:id:pskusg:20190718092323p:plain

こんな私ではありますが、精進します。

生産性を上げる事はすごく大事だけど、仕事の質を担保することも大事。

f:id:pskusg:20190718092747p:plain

明日はスーパーバイザーとミーティングだった。

f:id:pskusg:20190718092236p:plain

土日は友人とトレラン予定があるんだ。

f:id:pskusg:20190718093657p:plain

Have a nice day !

では。

ぎょぎょぎょ ミーティング依頼

火曜の午後、ちょっと不思議なことが起きた。

f:id:pskusg:20190716120046p:plain

スーパーバイザーから、3週連続お打ち合わせの連絡あり。

f:id:pskusg:20190716120820p:plain

いつもこんな感じで連絡が来ます。

f:id:pskusg:20190716121009p:plain

ちなみにこのメール返信はクリックするだけで完了する。日本語で表示されている理由は、私がoutlookの言語設定を日本語にしているから。

今回はこんな感じのメールが一気に3通きた。

日程は

7/19 10:30-11:30

7/26 10:30-11:30

8/2 10:30-11:30

f:id:pskusg:20190716120012p:plain

おいおい、それにしても

まとめてセッティングされたのは初めてよ!

というか、いつも私から必要時にお願いして時間を作ってもらうことばかりなのに。

これ

もしかして

うぎゃーーーーー

期待しちゃうよ!?

もうこれしかないんじゃない!?

→私の論文(P1)のお打ち合わせ!

私の1本目の論文(P1)のドラフトのリバイスなしに、5ヶ月放置されているされるのです。一時期は「P1は9合目まで到達してる」といわれたが、その後放置されることはや数ヶ月。

ここまでの道のり長かったな。

f:id:pskusg:20190716120204p:plain

Be Patient !!

と思って、スーパーバイザーがドラフトみてくれる日をひたすら待っていた?わけでもなかったな。

むしろ

I don't care !!

f:id:pskusg:20190716120406p:plain

もう知らぬ!ってなってたな。

f:id:pskusg:20190716120458p:plain

他にもPhDプロジェクトでやるべきことはたくさんあるので、もくもくと他の作業を進めておった次第です。

もし今回のお打ち合わせがP1に関することならば、私の1本目を投稿する日も相当近い!

f:id:pskusg:20190716115931p:plain

期待をムネに今週生きていきます。

では。