シドニー生活

中年研究者のお話

レビューのお話3

自分の無能さを棚に上げて上目線でコメント続けております。

\\\\٩( 'ω' )و ////

失言だらけだぜー

\\\\٩( 'ω' )و ////

いけーー

(何がいけーーなんだ笑)

 

今回の査読原稿の問題点は色々とあるけれど一番の欠点はメソッド。著者はメソドロジーの解釈が誤っているまたは乏しい。論文内のメソッドとリザルトで使用されている用語が誤って使用されている(使用されている可能性がある)ので、彼らが何をやったのか解釈するのが難しい。

 

例えば、メソッドで「AA analysisを行った」と述べているのに、リザルトには「BB analysisの結果は○○」と述べている。AAとBBは言葉は似ているけれど別の解析。これだけなら「やっぱり日本人にとって英語の壁は高いよね」「英語の取り扱いって難しい」って話になるのだけど、そうでもないのが残念なところ。「BB analysisの結果は○○」の○○には、AA analysis・BB analysisのどちらの解析でも解釈に必要のない値が含まれていたり、肝心な解析結果の図を添付しないなど、本当に解析したの?正しくデータ解釈できてますか?って感じです。

 

他の例だと、「△△メソッド」とあるが、そのセクションを読んでも△△メソッドとは思えない内容が書いてある。後半に2行ほどサラリと書かれているのが△△メソッドのメインなのに、△△メソッドの準備段階が△△メソッドとして書かれている。この辺り完全にメソドロジーの解釈を間違えているのがわかる。

別にダメではないのでこれは指摘しなかったけど、著者は本文でこの「△△メソッド」の説明を150文字(1パラグラフ)も書いていた。一般的には「△△メソッドを用いた」と書きたいならそこへ引用を1つ貼れば十分で、メソッドの歴史や汎用性などの1パラグラフ使ってまで説明なんてする必要はない。結果的に、彼らのメソッドパートでメソッドの説明が一番大きなパラグラフになってた。そんな事よりレポーティングガイドラインに沿って書くべき内容を論文に入れ込むことの方が大切。

 

論文っぽいのを書くとこうなった・・・としか言いようがない。これは英語の問題ではなく、論文を我流で書きすぎてることが問題なのかなと。論文書くなら論文読まないと。

私は入学当初、論文を書いたことがないので、周りの学生に論文ってどうやって書くの?と聞いてまわりました(笑)。論文の基本は、自分の研究に近い論文(同じメソッドのもの)を探し、それに似せて書く(ストラクチャーをパクる)のが近道だと言われました。私もいま誰かに聞かれたらそのように答えている。

私の4年の経験を通していえることは、良い論文のストラクチャーをパクることは基本で、地味に大事なのは「ファーストオーサー」。論文は基本的にファーストオーサーのセンスに依存するので、どうせ参考にするならが書いた論文を参考にしたほうが良いなと思う。ファーストオーサーが英語圏の大学に所属していても私のように留学生の場合もよくある話、ネイティブかどうかまで確認したほうがいい。あとは専門用語の使い方って大事。例えば医療用語をGoogle翻訳してはいけない。例えば地域医療のに関する英語を知りたいなら地域医療に関する論文をいくつか探して、そこで使用されている用語を用いるのが安全。私が論文を書くのに時間がかかるのは、言葉選びが難しいからだと思っています(←遅い原因はこれだけではなく本当は能力が低いだけですが笑笑)。

 

さっきも少しふれたけど、指摘したくても指摘しなかったこともいくつかあります。指摘しない理由は、ダメではないから。これを指摘すると私のスタイルを押し付けること(個人的な意見を伝えること)になりかねない。いくつか例をあげてみると、、、

 

【引用の貼り方が不適切】

文章に引用文献をはる目的は文章のサポート。1文章に引用を永遠と貼り続ける必要はない。

Qualitative Research gathers data about lived experiences, emotions or behaviours, and the meanings individuals attach to them.6 It assists in enabling researchers to gain a better understanding of complex concepts, social interactions or cultural phenomena.6 This type of research is useful in the exploration of how or why things have occurred, interpreting events and describing actions.6 (文章はネットからてきとーに拝借)

今回の査読原稿、読み進めて読み進めて読み進めても、とある文献が異常に引用されています(20回以上?もっと?かな)。これは「ダメではない」、論文内で一つの文献を異常に引用するのは「非常識」なだけ。ちなみにこの貼りまくられていた論文は著者の論文だった(笑)。私の主観になるのでコメントはしませんでしたが、誰が指摘してあげたほうがいいと思う。

 

【Weを連呼】

「We」は臨床研究の論文で使用されるけど、頻繁に使用はしません(私の知る限り)。著者のWeの使用頻度がやばい。

イントロ、メソッド、リザルト、の文章大半が「We」から始まる。これは冗談ではなくて本当に基本Weなんです。

We conducted XXXX. We did YYYY. We also did ZZZZ. We used CCCC. We discussed DDDD. We... We... We...

The XXX technique is applied. YYYY was used. The study findings was....別に8割9割の文章をWeで始めなくてもほかにも書き方はある。この場合、We基本でしか書いてない論文を読んだことがなかったので非常に読みにくかった。weのせいで文字数が増えが、文字数の割に詳細がない、ないない尽くしの文章。これらも個人的な感想なので今回指摘はしていません。著者がWEオンリーにこだわるのには意味があるのかもしれないけれど、やっぱり一般的ではないことを誰かが教えてあげた方がよいと思う。

 

【レファレンスがマニュアル】

私はレファレンスは文献管理のアプリケーションを用いることをお勧めします(私はEndNoteを使用しています)。やっぱり便利ですから。今回不思議なのは、著者の大学では有料のエンドノートが無料で使用できるはずなんだけど、なぜか使っていない。百歩ゆずって、レファレンスを全てマニュアル(copy paste)でやるのなら、ちゃんとやってほしい。

 

なんでアプリを使ってないことがわかるかって?それは著者のレファレンスみれば一目瞭然。レファレンスに一貫性がない(汚い)。

 

例えば著者が10名いる場合、アプリを使用すると

著者の名前は最大6名まで名表示、7名以降はet al.を使用

著者の名前は最大3名まで名表示、4名以降はet al.を使用

著者の名前はすべて表示

など、表示に一貫性が生まれる仕組み(設定は自分で変更可)。

こんな感じ↓

Booth, Andrew, et al. COREQ (consolidated criteria for reporting qualitative studies). Guidelines for reporting health research: a user's manual (2014): 214-226.

Booth, A., Hannes, K., Harden, A., Noyes, J., Harris, J., & Tong, A. COREQ (consolidated criteria for reporting qualitative studies). Guidelines for reporting health research: a user's manual (2014) 214-226.

表示人数の使い分けは目的次第。投稿先のジャーナルの規定従うためだったり、グラントアプリケーション・CV用だったりで変わってくると思います。アプリケーション用だと、自分の名前が見えるようにの表示数を設定、自分がミドルやラストオーサーだとet al.で名前が省略されてしまうので。

 

ということでアプリを使用した場合、40近くあるレファレンスの著者の表示数がバラバラになるなんてことは起こりえないし、Webページのリファレンスで「Accessed」「accessed」「Accessed,」など似ているようで違う表記が混ざることはないのです。設定どおりの自動で挿入されてない時点で変。このような指摘を細かいと感じる人もいるのかもしれないけれど、これは細かいかどうか以前の問題。だってマニュアル作業をやめれば一瞬で解決できることなので。文献管理アプリを使用しない理由がみあたらない。ここまで著者に伝えたいことがあってもこれらは個人的な意見(アンプロフェッショナル)になるから言えないのがもどかしい。

 

長くなったけど、私の気持ちのほんの一部をブログにシェアしてみました。愚痴っぽくなったけど、書いた本人(私)は少しだけすっきり。

 

 

最後に、査読結果に書かれていたエディターのコメント、

We greatly appreciate your assistance and participation in the review process for XXX and hope that we can continue to benefit from your expertise on future submissions.

greatly はマジでgreatly だと思っているのでは説

(笑)

友人に話したらテンプレートにgreatly まで入ってなさそうだし、マジでエディターが感謝したやつじゃない?って。もし本当にエディターがテンプレートにわざわざgreatly 追加してくれてたなら幸い。いや、そーいうことにしておく(笑)。

では。

 

レビューのお話2

前回の続き。

pskusg.hatenablog.com

 

今回の査読で驚いたことがあって、このジャーナルはopen reviewを採用していました。open review と言っても純粋なopen review とは違います。

びんぼっちゃまopen review

でした(笑)。

名の通り半分出し。

びんぼっちゃまopen review

レビュアーには著者の名前と所属を公開、著者にはレビュアーの情報を公開しません。

レビュアーが自分の公開を望む場合、レビュアーの名前はパブリッシュ後に公開されます。

 

( ゚д゚)ポカーン

これってopen review?

堅物の私にはなかなか理解し難いポリシーでして。。。

びんぼっちゃまopen review

の利点が見当たらない。

査読の透明性って一体・・・。

こんなことをやっているから、レビュアー1がふざけたコメントをしているのでは?そう思うのは私だけでしょうか。。。

 

 

さて、前回の続き、私は怒りの矛先の残り2つについて・・・

  • レビュアー1
  • 英語圏の教授
  • 英語校正したやつ

 

英語圏の大学教授

著者がオープンになってわかったことは、ラストオーサーは英語圏の大学教授。ちなみに、ラスト2と3もともに英語圏の大学の先生。何がムカつくかというと、こいつら博士学生を全くスーパーバイズしてない!この英語と論文の質の低さはさすがにない!怒

 

正直、アブストの第一印象は「アブストの質が低い」。だけどアブストは文字数制限あるのでこれだけでは研究を評価することが出来ません。本文は大丈夫だろうなとその時は思っていたのですが、、、アブストがめちゃくちゃだと本文もめちゃくちゃだった。いくら良い研究でもこれでは悲しすぎる。

 

メソッド云々以前にこの原稿のストラクチャーがひどい(何を書いてあるのか理解するのが難しいレベル)。著者は英語の論文読んだことないのかな?ってくらい。

 

私がここで言いたいのは、論文が下手かどうかではありません。私を含む海外勢(大人留学)は論文が下手なのは当然で、下手だからこれを学ぶためにお金と時間をかけて海外までやってきたのです。なのに、この指導教官の怠慢で著者も日本も大打撃ですわ。

もしかしたら、著者が頑固で教授のアドバイスを受け入れなかった可能性もあるのだけど、、、それは可能性が低いかなって。

日本の医学系マンモス学会、国の研究助成など、大御所と大金がめちゃくちゃ絡んでる大事な研究なのに、、、この教授の日本をなめた対応に腹が立って仕方がない。

 

すごく偏った言い方になるけれど、今回感じたのは、海外留学、英語圏だからどこで良いわけではないということです。大学のレベルって大事。やっぱり大学名はある程度の質を担保してくれるのに役立つということです。もちろん大学名よりスーパーバイザーが誰なのかってことが一番大事。

批判的で申し訳ないけれど、しつこいけれど、いま留学を検討している人がいたら英語圏の3流・4流大学の業績がない教授の下では留学のバリューが半減する可能性があるということ知っていてほしいなと。本人にとっては海外に来たこと自体が良い経験でしかないので気づけない、もっと良い大学へ行けばもっと実りがあったかもしれない、この差は大きい。特に我々は英語の壁があるので、大学選び・指導教官選びは必要以上に慎重になるべきなんだとわかった。

※私の場合は何も考えてなくて、たまたま縁あって博士課程に入学できた。ただ強運なだけのパターン。私はもしかしたら人生の運という運を博士課程選択に使ってしまったので、いま運が枯渇しているのかもしれません泣。

 

 

有料の英語校正

著者は有料の英語校正を使っていて、それはAcknowledgementsに記載されている。私は有料の英語校正を使うのはすごく賛成。もし校正の予算を持っているならお金を払ってどんどん英語の質を高めれば良いと思っています。

だけどこの原稿の英語校正やったやつ、絶対になめてるわ。

お金払ってこれはひどい。もし英語有料校正がグラマーの正確性しか確認してくれないなら、自分でdeell, grammarlyなど無料のアプリを使えばよい話。

有料のサービスだから、私だったらやっぱりナチュラルな英語表現に添削してくれることを期待するな。校正はこちらにとっても英語を学ぶ機会でもあるので、ちゃんと「おー」って言える変化が欲しいよね。

はぁ。

こんなお粗末な英語校正にお国のお金が使われるなんて私は耐えられない。。。半額でいいから私が校正したほうがいいとすら思える(←どこまでいっても上目線(笑))。

 

そもそも英語圏の大学の先生と4年も一緒にいたのだから、英語圏の教授が添削をすればよい。留学生をもつということはそういうことですよ、とこの教授にいいたい。

疑問は、本当にラストオーサー(英語圏の大学の教授)、ラストオーサー2と3(英語圏の大学の先生)はこの原稿を読んだのだろうか?

 

 

あー、著者の環境を一人勝手に推測し、自分の無能さを棚に上げて、上目線で1人イライラしてしまった(推測なので本当のところはかわからない笑)。

長くなったので、今回はここまで。続きます。えっ?長すぎ?次回で最後にする。

では。

 

レビューのお話1

人生3回目の査読業務完結編です。

(*ノωノ)

ちょっと辛口だけど

(/ω\)悪気はないので

あまり気にしないで読み進めていただければ幸いです。

 

 

まずは振り返り。

8月3日土曜4時、査読依頼が届いた。

XXX has received a manuscript that I'd like to invite you to review, as you have published related work yourself. You'll find the details appended underneath this email.

今思うと、エディター(アメリカ人)はよく私を見つけたなと思う。私のP2と今回の原稿の一部が似ていただけ依頼するなんて。

 

アブストの第一印象は「アブストの質が低すぎる」。それでも非常に意味のある(興味深い)研究だったので、その翌日に引き受けることにしました。

pskusg.hatenablog.com

 

引き受けたものの、査読のための時間を確保することが難しかった(←言い訳)。期限を8月17日から8月25日へ延長してもらいました笑。

Thank you for your email.
Yes, please send your review report till 25th of August.

延長に成功したけど、そもそも今回の期限「10日」って短すぎるよね?(←言い訳2回目)。あまりの短さに、2名のレビュアーの意見が割れて、私はてっきり3人目だと勘違いしてた(のちにレビュアーは私を含めて2人だったと知る)。

 

査読が終わり提出したのは期限1日前!(←すでに遅れているから1日早いとか意味なし)提出するまでの間、脅しメールリマインダーに屈することなく、自分のペースを貫いて期限に間に合うようなスケジュールをたててようやく終えることができた。

ふぅ。

pskusg.hatenablog.com

 

先日、査読の結果が届きました。

さて、私のレビュアーとしての実力はいかに!?

For your records, the decision on this manuscript, based partly on your input, was: ○○. Any comments to authors have been appended below.

最初は「based partly on your input」の意味が分からなかったのだけど、レビュアー1のコメントを見てすぐに意味が分かりました。レビュアー1とレビュアー2(私)の意見が真っ二つにわれた(笑)。こんなの初めて!1回目と2回目の査読業務ではもう一人のレビュアーと意見ぴったりだったのに・・・。

今回エディターはレビュアー1と私の中間をとってMajour revisionにすることもできたのに、私の意見だけを参考にした。。。

 

めっちゃ

貢献したぞ!

頑張ってよかった。

 

よくよく査読結果のメールをみると、今回の宛名はDear Dr XXXX(私の名前)。だからbased partly on your inputはあたしの意見に基づいてXXXのディシジョンをしましたとダイレクトに私へ伝えていることになる。これは初めてのこと。非常にうれしかった。では全く逆の対応をしたレビュアー1へはどのようなコメントをしたのだろうか?逆に気になる・・・。

ちなみに過去2回の査読結果は2回とも宛名はDear Reviewers、まとめて2名のレビュアーへ連絡した感じ。レビュアーの意見が一致していたから?かな。今回の件で、結果によってはエディターから各レビュアーへ個別に連絡することがあるのだと知ることができた。

 

私は今回の査読で非常に怒り?を感じている。著者らの仕事に関しては問題なし。原稿に対して淡々と指摘するだけなので。矛先は下記の3名・・・

  • レビュアー1
  • 英語圏の教授
  • 英語校正したやつ

 

レビュアー1

レビュアー1のコメントを見る限り、Accept又はMinor revisionっぽい。

「ぽい」というのは、レビュアー1がエディターへあてたコメント(査読結果の詳細)は共有されないので、今回共有されたレビュアー1が著者へ書いたコメントだけを見て推測している。

 

一発アクセプトなのかな?と感じさせる理由は、コメントで大絶賛している。指摘は「テーブルのある項目にパーセントを追加した方がいいよ」、と言ったどちらでも良いような指摘のみ。本文への指摘は0。

言いたいことはたくさんあるけど、

査読内容に関してはブログに公開できないのだけど、、、、、、

だけどこれだけは言いたい。

そんなわけないやん!?

この原稿に指摘0なん?

ありえんりゃろー。

 

この原稿の欠点はメソッド、特に解析方法。例えメソッドに欠陥がなかったとして、この原稿はreporting guidelineに全く従ってないので大幅な修正が必要だった。論文に書くべき事柄があまりにも書かれていなさすぎて指摘するのも大変なくらい。例えば、XXX解析、YYY解析、ZZZ解析と言いながらソフトウェアについての記述が0。リクルート方法が書かれていないとかもそう。ちなみに書くべきことが書かれていないだけではリジェクトの理由にはならないのでご安心を!

reporting guideline以外にも問題がある。この原稿はジャーナルの規定に全く従ってない。リファレンススタイル違う(惜しくもない)、フレーム違う、行のナンバリング、どれもこれも無視。うっかりミスのレベルではない。規定を守っているのは行幅とアブストの文字数だけ。規定に従ってないのは著者が悪いのではなく、もしかしたらこのジャーナルのデスクが仕事をさぼっただけともとらえることができる。ちなみに規定に従っていないだけではリジェクトの理由にはならないのでご安心を!

 

レビュアー1が基本的な指摘ができないのも問題なんだけど、、、、それよりレビュアー1はアンプロフェッショナルすぎたのです。私は高確率でレビュアー1は日本人だと思ってます。

 

そう思わせるのは、

「私は著者らが我々日本国のためにこのような素晴らしい研究をしてくれたことに拍手をおくりたいと思います」

ひっ、ひどい。

このコメントは謎でしかない。レビュアー1は日本人であることをオープンにし、日本人代表?として謝辞を述べてます。

はっ恥ずかしい。

はっ恥ずかしい。

 

最後はこう締めくくる。

「この研究は強固なメソッドを用いてアドバンストのデータ解釈を行い、我々のお国のために頑張ってくれました。以上!」

「以上」ってのはジョークです(笑)。

 

信じられないけれど本当にこう締めくくられてたの。日本はこれで許されるのかもしれないけれど、国際誌なんだからもう少し頑張ってほしかった。

ようはレビュアー1は査読業務なにもしてない。

 

ちょっと長くなったので、ここでいったん終了。

では。

P3の旅-11 グルグル

エディターリジェクションを免れたP3のその後。

pskusg.hatenablog.com

 

 

グルグル🌀🌀

🌀グルグル🌀

🌀グ🌀ルグル

 

なぜだ、、、、

 

デスクに指摘をうけ、原稿を修正して再提出したのは7月18日。

7月19日Submitted (受付が完了しエディターへ回った)

8月11日 Awaiting reviewer reply (エディターリジェクションを免れた=査読へ回った)

 

 

 

ここからよ。

ここからが長いのよ。

 

 

 

 

8月11日 Awaiting reviewer reply

8月19日Awaiting reviewer selection

9月1日 Awaiting reviewer reply

9月7日 Awaiting reviewer selection

 

 

私の解釈では、

 

8月11日 Awaiting reviewer reply

レビュアーを選定し査読依頼をかけた。返事待ち。

 

8月19日Awaiting reviewer selection

断られたので再度レビュアーを選定。

 

9月1日 Awaiting reviewer reply

査読依頼をかけた。いま返事待ち。

 

9月7日 Awaiting reviewer selection

断られたので再度レビュアーを選定。

 

ようは、私のP3のレビュアーが決まらない!

2度あることは3度ある??

 

 

なぜだ・・・

いつ決まるん?

サブミットからもうすぐで2ヶ月

 

 

これっておそらく

open review

のせいだと思う

 

今回のジャーナルは、スーパーバイザーに勧められて決めました。有名なジャーナルなのでここに掲載されている論文は何本も読んだことあるのに知らなかったことがありました。それがこのジャーナルは「open review を採用している」ということ。これを知ったのはサブミット直前。

 

open reviewについて調べてみたら、

エディター、レビュアー、オーサーがお互いの名前を公表した状態で論文の査読が行われる。そして論文がパブリッシュされた場合、エディター、レビュアー、オーサーのやり取りは全てオンライン上で公開される。

 

open reviewの利点は透明性が保てること。

レビュアーとオーサーの名前が公開されることで、レビュアーとオーサーのcoiがないことをパブリックに宣言できる。

欠点は多分レビュアー探しが大変。

レビュアーの指摘が的確でない場合、レビュアーは自分が無能だとパブリックに晒すことになる。名前の公開を嫌う人が多い。

 

このジャーナルの一つ前にサブミットしたジャーナル(リジェクトされた)はtriple blind だから真逆のスタイルと言える。この差よ!

triple blindもopen reviewもどちらも怖いよね。

 

 

open reviewがネックになるとは当初思いもしなかった・・・。

これは時間かかりそうだ。

では。

ポスター印刷へ

水曜がきた。

朝からプリンターと格闘技すること20分。ようやくポスターをA3サイズで印刷する事に成功。

 

最寄りのプリンターの調子悪いから、事務局の中にある印刷機をつかいました。アドミンに入ると犬がいた笑。リードはつけてました。

初めはこっち見てクンクン♪とアピールしてくるのがかわいいなぁと見つめていたら、どうやら、、、

f:id:pskusg:20220907183410j:image

ボールが遠くへ転がって取れなくなったらしい笑。

可愛すぎるやろ。ボールとってあげたら嬉しそうにしてました笑。

 

さて最終確認がすんだので、コピー屋さんへ依頼。

(^o^)全てがオンラインで完結するのでありがたい。

 

コピー屋さんへの依頼文、過去のブログを検索しそれをコピペ。ブログって便利ね。

Dear Staff,

Please find the attached poster to be printed on fabric material (Digifab for international travel).

The poster size is A0, which fits on a board of 90 cm wide x 180 cm high.

When the poster is printed out, please let me know through email.

I will pick them up tomorrow.

Thank you.

実は一人で依頼するのはこれが初めて。

m(_ _)m

どうかご無事でって・・・

無傷では終わらなかったわ。

 

毎回ポスターは大学の近くにあるお店を利用しているのだけど、

Hello XXX,

Order received. will have your poster ready tomorrow morning after 9am pickup

Quote is $ 72.00 on Digifab stock

( ゚д゚)ポカーン

60ドルから72ドルへ

値上げとる!

念のため?HPを確認したら、

72ドルってなってる。

72ドルかぁ。。。

払うけど、、、それにしても高いなぁ。

 

水曜午前に連絡して木曜の朝9時以降に受け取りできることになった。

 

ここからが笑えるのだけの、今日ね友人から夕方に連絡があり、

『XXXのポスターできてたよ~』

って(笑)。なんで私のポスターのこと知ってるの?(笑)

友人がコピー屋さんに行ったみたいで、私のポスターを見かけたらしい(笑)。世間せますぎる。このお店プライバシー0ですかね?(笑)。

 

さて、11時にいったん休憩。

トークンが6枚残っているのでコーヒーを買いにお出かけ。

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ターメリックラテを初めて注文。

写真の右のオレンジ色のボトルのエキスを入れてました。

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ターメリックラテすごい。

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色がターメリック色(笑)。フォームミルクが黄色でなんかこわい。

味は「チャイラテのスパイスが強めバージョン」ですかね(語彙力)。おいしかったです。

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午後、スーパーバイザーが「HRの書類がすべて整った」とわざわざ報告しにきてくれた。本当にあと数日で契約に進めそうです。苦節4か月・・・とうとう報われる日がくるぜ。お願いだからスペイン前に連絡きてよね。

このタイミングでスーパーバイザーを誘ってコーヒーを飲みにいった。私からコーヒー誘うなんてめったにないこと。理由は「トークン消費」。

pskusg.hatenablog.com

(トークンの期限は今日まで)

本当はPMにコーヒーを差し入れようかなと考えていたのだけど、スーパーバイザーにあげることに(←とことん強運の持ち主である)。

さて、二人でコーヒー片手にスクールの前のベンチで雑談をば。早々に切り上げて仕事に戻るとPMからまた変な書類が3本も届いていた。

はぁ。

これらを修正してたらあっという間に16時半になった。

精神的にも疲れたのでそのまま帰宅。

では。