シドニー生活

中年研究者のお話

木曜不調、アンダーレビューの論文を引用できるのか

木曜は朝から頭が回ってない感じ。

加えて、月曜朝に拭き掃除で痛めた右腰が悪化した。

(TдT)いたい。

今まではかがむ時に引き起こされる激痛だけだったのに、この日は安静時も軽い痛みを感じる。薬をのんで湿布を貼った←気休めにしかならん。

(TдT)

デスクに座るもやっぱり集中できない。

(TдT)

気分転換をかねてランチを外食で済ませることに。ラーメンを食べて帰宅すると今度は頭が痛くなってきた。気がついたら寝てしまいおきたら14時半。頭が少しスッキリした感じがしたけどどうやら違ったみたい。また薬をのむ。

(TдT)

40にもなるとホルモンバランスが悪い意味で崩れるから本当につらいぜ!老いのせいにはしたくないけど、最近は老いでしか証明できない現象も増えてきた。ポンコツの体をもっともっと意識的に動かさないとやばいのです。

(TдT)いたい。

 

このままじゃいかん。若いもんにはまだまだ負けん。頑張った事も書く。

水曜にスーパーバイザーへP3のカバーレターとタイトルページを提出。肝心な本文は先ほど提出。月曜にミーティングが決まった。

Dear --

Thank you very much – shall we take a catch up meeting, perhaps on Monday afternoon? I hope that you are doing well – some more freedoms are coming and even the opportunity to fly internationally!!

Kind rgds

---

 

さて、P3をファイナライズさせる前に調べものが残ってます。

現時点ではP3の本文にP2を引用したい箇所に

φ(`д´)メモメモ..

ref- papaer2

と入れ込んでいた。

f:id:pskusg:20211022110016p:plain

それに対してスーパバイザのコメントは

Wording-hopefully we will hear from ---- soon?

 

私の疑問は、もしP2がーーーにアクセプトされなかった場合、この箇所には引用を貼れないからどうなるの?って話なんですよ。P2 なしにP3 成り立たないだろって。

このコメント見たときに、Wordingって書くくらいなら具体的にどう表現すればよいのかおしえてください。それが指導教官の仕事じゃないの?って思ったのはここだけの秘密。だからといって、スーパーバイザーに丸投げして聞いちゃうのは個人的に嫌なんですねぇ。だってスーパバイザが必ずしも正しいとは限らないから、自分で調べてからじゃないとこの箇所についてはディスカッションしたくないのです。

 

で、(・_・)私の疑問、

まだパブリッシュされてないP2を、P3で引用することは可能か? 

これ結論から言うと、

(・_・)引用出来ないことがわかった!

 

 

 

 

チーーーーーン。

( ノ ゚ー゚)ノ( ノ ゚ー゚)ノ死

 

 

 

 

 

ギャーーーーー!

それは困る(TOT)・・・

それだけは嫌だ

 

 

 

 

これまで私はプレゼンのスライド、学会発表、グランドや奨学金のアプリケーションでアクセプトされてない論文を「submitted」の文言を入れて引用してきました。

しかし、P3は研究論文なのでそれが通じないだろうなと直感で思ってました。P2がevidenceとして認められてない以上、P2は引用できない可能性が高い。

 

さて、普通に考えて私と同じ状況の人っていると思うのです。だから今回初めて「under reviewにある論文を他の論文で引用可能かどうか」調べてみました。

ネット上には、ヤフー知恵袋のようなアカデミアによるQ&Aがいろいろみつかりました。そこでは、アクセプトされてない論文を別の論文で引用することを可能だとする人もいれば、そもそもそんなことは一般的には認められていないとする人に分かれていた。どちらかと言えば、「submitted」と書けばよいとする人のほうが多かった。

とはいえ、読み進めると、そもそも何で意見がわれるのか?それ自体に違和感を感じるようになりました。だってこれってアカデミアの世界でしょ?意見が分かれちゃだめなところでしょう!

そしてふと彼らの所属みると、聞いたこともない大学ばかり。。。

え?

そしてようやく私は気が付いたのです。

私は検索方法を間違えていたことに。

 

遠回りしてしまったけど、あわてて希望ジャーナルのauthors guidesを読んだら「サブミット」や「アンダーレビュー」は引用を認めない、「アクセプト」されたものだけ引用を認める、とはっきり書いてあったのだ。

Only papers published or in press should be included in the reference list.

はぁ。やっぱりね。。。

じゃあ、なぜsubmittedでオッケーという議論がオンライン上でなされていたか?

それは、世の中には万とジャーナルがあって、submittedでオッケーとするジャーナルもあるということを意味する。。。

 

ということで、私の疑問は解決できました。

P2を引用できないことがわかったので、P2がアンダーレビューであることをエディターへ伝えるべきなので、カバーレターにはその旨を入れ込みました。

月曜のミーティングでは、カバーレターについてコメントをもらう予定です。そして、万が一P3がP2より先にアクセプトされた場合のことも話合っておきたいと思います。

では。

 

 

ーメモー

APAのウェブサイトの中に、Manuscript Submitted for Publicationについての記載があったのでリンクを貼っておきます。

blog.apastyle.org

「Submitted 」を使う場合は、投稿先を記載しないのが一般的だそうです。それはもしリジェクトされた場合に混乱を招くおそれがあるからです。

Castle, R. (2012). Shadowing a police officer: How to be unobtrusive
     while solving cases in spectacular fashion. Manuscript submitted 
     for publication.

ちなみに私は学会発表などでは、引用するとき最新の情報を載せたいと考えているので、「著者、タイトル、ジャーナル名、Submitted 、日付」を入れて引用しています。

例えば、レファレンスの後半は、

Journal of ○○. submitted 24th August 2021

といった感じです。今のことろ博論もこの書き方でいってます!