前回の続きです。
ディナーの後、オフィスへ戻ったスーパーバイザーから早速連絡がきた。
だけど連絡に気づくのがおくれてしまった・・・。このころの私はディナーから戻るとオフィスで21時半から私は0時まで必死に仕事してた。鮮度が大事な連絡なのに申し訳ない。
話それるけれど、どうしてもやっつけたい仕事がこの日はあったのです。この数日前に急遽学会発表することになり、カンファレンスのアブストを書いていました。その期限は5日後。しかし大学が夏休みに入るので実質期限は1日しか残っていなかった。トピックはいま私がやっている仕事、 longitudinal study のためのプラットフォームの構築、です。こんなテクニカルなアブストなんて書いたことないから用語すら不明。そもそもこんな発表のヘルスケアの分野で行われているのかどうかを調べるところから始まりました。REDCAP API, Python, html, css, JavaScript, d3を用いたプラットフォームの構築ってどう書くの・・・誰か教えて・・・苦戦。なんとか書き上げたものの結局、スーパーバイザーは大学最終日にみる時間はなくて、休暇中にみてくれることに(←みてくれるわけない・・・)。
話を戻して、、、
Smurf thesisは最後こうなった↓
Perfect !!
私がスーパーバイザー用の博論本を作るにあたり気にしていることは2つ
- 本棚の中でSTAND OUTする色
- ストーリーがある
一つ目のSTANDS OUTは成功。
私は「誰にも負けない」と思えるほど努力した4年間だったので、目立つ色を選んでも恥ずかしくない。むしろ誇らしく思える。ちなみにトラディショナルカラーの壁を最初にぶち壊したのは2年前に卒業した学生。色はとても彼を表現している色でみんなに好評。
二つ目のストーリー作り(ネタ作り)も成功。
色選びについては前回書いたので割愛。
色の名前が「スマーフ」って何度みてもかわいい。それに毎回「これはブルーではなくスマーフだ」とドヤ顔で説明するスーパーバイザーの姿が想像できてウケる(笑)。ボスの楽しみを増やすことができて大満足。
実は色の名前が特別ってこと以外にもストーリーがあります。
☆初めての白文字
白文字を使用したのは私が初めて。卒業生約20名が一番トラディショナルカラーゴールド文字を選んでいる。例外は3人で、黒(黄に黒)、シルバー(ブルーにシルバー)、白(スマーフに白)という結果。
意外にもスーパーバイザーは白文字を気に入っている。今後トラディショナルカラーに白文字が増えると予想すらしている。白つかうと一気に目立つと言ってた。
☆ブルーにリーチ
スーパーバイザーは現在3種類のブルーを持っている:深い青(トラディショナルカラー)、青(比較的モダンなカラー)、スマーフ(ギャグカラー)。実はカタログにはもう一つ青が存在する。それはライトブル~。
ライトブルーが揃うと、
史上初
博論青ビンゴ
達成(-ω-)/
と言うことになる(笑)。
これはかなりの数の学生を送り出さない限り到底達成不可能なことである。この青ビンゴの話はこっそりスーパーバイザーだけに伝えてあります。OBとして私はやれることは全部やりつくした!
未来の学生の中から青リーチに気付きライトブルーを選ぶやつが現れることを心から祈っている!
ここからは番外編。
私は3年前からから自分の色を決め、スーパーバイザーへ色は決めてあると言い続け、まさかの注文直前に色を変更した。
私のこだわりって一体?(笑)。
ちなみにオリジナルプランは下記の3択
- 白のカバー、白字
- 白のカバー、シルバー文字
- 白のカバー、ゴールド文字
特に迷っていたのは白白か白シルバー。
白&白だと本のタイトル読めないやん?
白カバーだと汚れるやん?
白カバーだと黄ばむやん?
読めない→興味を持ってもらうきっかけになる。それでみんなが笑ってくれたら嬉しい。
汚れ→多くの人が手にしてくれた証拠。ありがたい。
黄ばみ→経年劣化を楽しむ。本だって歳をとるのは当然。良い意味でも悪い意味でもトラディショナルカラーを選んだ学生の本はいまも昔も色あせた感じがしない、これではつまらない。
私はずっと思っていた。博論本の話になるたびにいつも同じ事ばかりおきてる。「FUNがそろそろあっても良いのでは?」とね。さっきも書いたけど、そう思っていたところへ2年前に黄色を選んだ学生がいたの。同じことを考える人って世の中にいるのよ!
だから黄色に続いて私ももっとスーパーバイザーのFUNを増やすために「自分らしい色を選ぶ」以外に何かスーパーバイザーが生涯にわたって楽しめるものを加えたかったの。これが私の求める「博論本にストーリーをもたせる」ってことでした。
白白を選べば、
本棚の博論コーナーに謎の白い本→タイトルが読めない→博論なのかすら謎→自ら手にとる→マジマジと博論のタイトルと名前を読む
ってことが繰り返されるのよ(知らんけど笑)。
スーパーバイザーは国内外から訪問客が多いので、誰かやってくるたびにこんな会話を繰り返して楽しんでもらえたらいいなと、そう思いをはせること3年。だけど最後に色を変えた私も私、私らしいと言えば私らしいか(笑)。
最後に、スーパーバイザーは約22人の学生を指導してきたと言っている。メイン指導教官としては約17とか言っている。毎回数が曖昧なんだ・・・。かなりの確率で私はメイン学生として17番目らしいのだけど・・・、
学生の私としては
「頼むから私の番号をおしえてくれ!」
って感じ。
昨日は2022年仕事納めだったのでスーパーバイザーに夏休みの宿題をだしておいた。
「卒業生のリストを作る」
夏休み明けに正式な番号を知ることができるでしょう。知らんけど笑。
では。