P1をサブミットしてからというもの、毎日毎日ハゲタカもどきのジャーナル・学会・出版社からメールが届く。大学がフィルターをかけてくれるからこれでも少ないらしい。今までは無視しで良いといわれていたので見つけるたびに削除していたのだけど、今はこまめにBLOCKしています。だけど全然減った気がしない。なぜ？
今日は最近届いた査読依頼2件について書く。
ちゃんとしたジャーナルからの査読依頼は自分の勉強のためにも、基本的に引き受けるつもりです。だけど査読依頼を最近2回も断りました。1回目は9月末、2回目は今月で、心の中ではやっちゃったなぁ・・・と何か思うところがある。
1つ目は、P1をサブミットしたジャーナルからの依頼。
I would like to invite you to review the above referenced manuscript , as I believe it falls within your expertise and interest. The abstract for this manuscript is included below.
このジャーナルは過去に査読を1回引き受けたことがある。今回が2回目で嬉しかった。だけど、少し返事を寝かせた結果、時間切れキャンセルとなった。
I recently invited you to review the above referenced manuscript.
As you know, timely decisions are of utmost importance to authors. Unfortunately, I must now proceed with evaluating this manuscript without your input.
切ない。
キャンセルは完全に私のミス。
9月の国際学会を終え、スペインから日本へ向かっている道中に依頼が届きました。日本に到着後、改めてアブストを読んで考えようと思ったのです（ほぼほぼ引き受ける気でいました）。
でもいざ日本に帰国すると、ボスから「飛行機に乗せてもらえない」と連絡がはいり、穴をあける学会の対応に追われ、すっかり査読依頼を忘れていたのです。
しかもキャンセルの連絡をみて気づいたのだけど、エディターは数日前に参加した国際学会のセクションのvice president（女性）だったのです。関係は深くないけれど、セクションディナーで毎年挨拶はしています。はぁ。Declineボタンを押して正式に断ったならまだしも、無視からのキャンセル。これはよろしくない。今回の事で先延ばしはよくないと改めて思いました。
2つ目はオーストラリアが出してる国際誌からの依頼。
I am writing to ask if you would be willing to act as a reviewer of this manuscript. The abstract appears at the end of this letter. Please let me know as soon as possible if you will be able to accept my invitation to review; ideally, I would need your review within 30 days. If you are unable to review at this time, I would appreciate your recommending another expert reviewer. You may email me with your reply or click the appropriate link at the bottom of the page to automatically register your reply with our online manuscript submission and review system.
とりあえず依頼をくれたエディターを調べてみた。依頼者はタスマニア大学医学部の教授（女性）。なぜ私に行き着いたのか不明(笑)。
アブストをチラリと見たら、英語はナチュラルなのでネイティブが書いた論文にみえました。内容もちゃんとしてそうだけど、とてもじゃないけどいまは忙しいので、すぐにDECLINEボタンを押した。
Thank you for replying to my invitation to review for XXXX.It is unfortunate that you are unable to review this manuscript at this time. I will keep you in mind when future manuscripts come in that fall under your area of expertise.
断った次のステップがこれ↓
依頼メールにも書いてあったけど、引き受けない場合は誰か推薦してほしいと。2名ほど名前が浮かんだけど、、、入力せずにそっと画面を閉じました。
神様、私は一体どうすればよかったのでしょうか？
自分が忙しくて依頼を受けないのに、知り合いの名前を書く、、、それって仕事を人に押し付けたってことになりませんか？私が忙しいなら、知り合いも忙しいと思うのだけど。
٩( ᐛ )و
次回からは名前を書こうなぁ。どうしようか。
今回はたまたま2回連続断ることになったけれど、今年も1-2本は査読を引き受けるつもりでいます（依頼がきたらの話）。エディターさん！ご連絡をお待ちしております！
では。
