シドニー生活

中年研究者のお話

AP&D

先月、プロジェクト2の契約が完了。シドニーで契約書を書いたのはこれが 3回目。

 

1回目:フルタイム(HEO7, 期間3ヶ月, 2022年10月開始)

2回目:カジュアル(HEO7, 期間1年, 2023年1月開始)

3回目:フルタイム(academic levelB, 期間1年, 2023年3月開始)

 

三本ともリサーチフォーカス。ティーチングはなし。もちろん、バイトでチューター・マーキング・試験監督してもオッケー(私はやらないけど、バイト代はまあまあ高額)だけど、私はやる予定なし。

 

さて、先週金曜日に大学からメールが送られてきた。

AP&D?

(๑•ૅㅁ•๑)

AP&D?

 

Academic planning and development といって、6ヶ月単位で仕事の計画を建て、直属の上司がそれをレビューするシステム。似たようなシステムって日本の会社や病院でも採用されてるよね。私も社会人だった頃、半年ごとにchallenge sheet を部長へ提出し、面談してたっけ。懐かしい。

 

3回目の契約でようやく、社会人の仲間入りできたってことか?それともacademic契約に変わったから?かはわからないけれど、AP&Dが始まりました。

 

\\\\٩( 'ω' )و ////

AP&Dの期限は5月2日と長めの設定。良心的で助かります。

 

ちなみに指導教官はP教授。

最初はP教授が私の直属のボスになったときプレッシャーを勝手に1人感じたけど、AP&Dを読み進めていくうちに自分がまたまた強運を発揮した事に気づいた。ボスではなくPが指導教官なの、これチャンスじゃない???

 

プロジェクト2には4名のCIがいるけど、Pが自らAと私の指導教官になるといったのだ(Pが契約書を作成して私を雇用した)。つまり私はボス(博士時代の指導教官)から離れることができる。

 

普通の人ならボスがそのまま指導教官やってくれる方がいいって言うはず。だってラクだもの。一から信頼関係を築く必要ないからさ。

 

だけど私はボスよりPがいい。AP&DをレビューするのがPかボスかでは全然意味が違ってくると思うから。ボス以外のローカル(私と一緒に仕事をしたことがないローカル)が私の指導教官として私の仕事ぶりを評価してくれるのはチャンス。自分の能力を知る機会でもあり、私を知ってもらう機会でもある。よく知らない人が指導教官になることはストレス増えるけど、メリットも多い気がするのだ。

 

特に私は英語ができないので、自分がどれだけ仕事を抱えてるか(仕事をこなしてるか)をスピーキングではなくライティングで提出してみてもらえるのはありがたい。それに、Pをみているかぎり、Pは仕事が早く期限は守るタイプ。真面目そう。(ボスと真逆の仕事スタイルです笑)

 

それにPが指導教官と言う事は、このプロジェクトが終わったあと次の仕事を探す時はPにレターを書いてもらえるのだ。これはこれで嬉しい。つまりPとボスから2枚はもらえるのだ。

 

ここから一年死にそうに忙しいけど(しかも初めてのこと尽くし)、なんとか生き延びたいと思います。AP&Dのせいで、雑務とストレスが増えたけど、Pに良い評価がもらえるように死ぬ気でやるっきゃないよね。頑張るー!

 

では。