シドニー生活

中年研究者のお話

咳がとまりません・・・

先週の金曜のこと。朝からroom402に関する事務手続きを、元指導教官に代わって進めました。自ら率先してやるのは正直嫌だったのですが…、長い目でみたらこれが一番自分にとって自然で低ストレスだと思ったから。私を含む3人分のドキュメントの準備(本人と元指導教官のサインが必要な書類)や、掲示物を印刷して壁に貼る作業などを行いました。これでroom402の件でスクールマネジャー(元指導教官と仲が悪い)とバトルしなくて済むはず。

f:id:pskusg:20231016195852j:image

朝から良いことをしたのに、悪いことしか起きない。この日から咳がはじまったのだ。この時は体調は良かったのであまり気にしておらず。17-18時Zoom会議を終えたら、急いでアイリッシュパブへ向かった(ここまでは通常のハナキン)。

だけど、ギネスを飲んでいると頭痛が始まり、強い眠気と倦怠感に襲われた。体を起こすことができず、机に顔をうずめていた私。結局、ギネスは飲みきれず、残りを友人にあげて、食べ物はテイクアウトボックスに入れて自宅へ持ち帰った。そのままベッドに直行して就寝。

夜中に激しい痛みで目が覚め、これはやばいと思った。喉、腕、耳が痛く、痛みで声が出る程だった。声は出るけど、とてもお薬箱まで行ける状態ではなかった。

これが始まりだった、、、。

そこからはご想像の通り、インフルエンザの薬と大量のカロナールを服用し続け、何とか土曜の午後には少し体を動かせるようになった。

f:id:pskusg:20231017193758j:image

月と火はWFH。10月23日にエシックスを提出するので調べたいことがいろいろある。体調は良くないけれどとりあえず日中は頑張って働いた。咳が止まらない。咳が続いて呼吸をすることができないときがある。

 

水曜日、朝から大学へ。ミーティングの手配など、いろいろとタスクがあった。同僚のAちゃんがオフィスに来て、一緒に仕事をしていた。咳は止まらないけれど、気分は何とか持ちこたえている。

お昼は同僚のRも呼んで3人でランチへ。場所はRのオフィスがあるビル「CPC」。

f:id:pskusg:20231021152237j:image

ランチの後、Aと2人でオフィスに戻る際、ふと、自分が夢のような生活をしていることを改めて実感した。大学卒業後、そのまま大学で働き始め、ローカルの人々に囲まれて仕事をしている。お昼には同僚とランチを楽しんで、しっかりと給料ももらっている。街中では多くのアジア人を見かけるが、私の仕事環境にはアジア人は私だけ。

しかし、問題はこの仕事が非常に競争的で、パーマネントポジションを得るのは難しいことなのだ。リサーチを続けたいなら、リサーチフェローとして何度も契約を結ぶ必要がある(プロジェクト単位で)。ローカルの人でも苦戦しているのだから、私が手に入れるにはまた奇跡を起こさねばならない。。。さすがの強運な私でも、生涯この暮らし方はできないことはわかっている。だから今の暮らしは来年消えるので、なるべくいまを満喫しなきゃと思った!

 

木曜日になると、咳がますます酷くなってきた。午後からは頭がぼーっとして集中力がなくなり、声も出なくなった。元指導教官からキャッチアップのメールが来たが、咳を理由に返信してキャンセルした。夜は友人と外食。声が出ないため、かすれ声で申し訳ない。まだエンバーゴなんだけど昇給が決まったらしい(レベルAからレベルBへ☆)。現地で頑張る外国人の1人としてめちゃくちゃ応援している。

 

金曜日、咳と喉の痛みがさらに酷くなり、完全に声が出せなくなった。WFHで仕事を進めることにした。夕方から倦怠感・頭痛も追加され、17時にPへメールしたあとすぐにベットへ移動。夜中は咳が止まらず呼吸苦で何度も目が覚めた。

咳が止まりません・・・

声が出ません・・・

去年のコロナのように、激しい咳が続いてあばらが折れたりしないか心配。嫌な予感しかしない。

 

今日はシドニーで約9000人の大規模なデモがあったのだけど、デモする元気があって羨ましいなと。。。屋外で響く声をベットの中で聞きながら、そんなことを考えていました。

では。