シドニー生活

中年研究者のお話

研究分担者宣言

時間が経つのは早いねっ!

今日29日は、午前はネットで調べもの、あとはボスから珍しくメールきたからその対応。午後はお土産の買い出し。22時のフライトで日本へ帰国します。

 

シドニー最終日になって、やる気スイッチ入ったみたい。心に余裕が出てきた。

 

突然ですが、大きな決断をしました。

日本のどこかの大学で研究員として籍を探すことにしました。私に残された時間は1ヶ月(本当は1ヶ月切ってる...)。

厳しいのは承知で、研究員になるため、やれるだけのことをいまから全てやってみます。大学へのアプローチの方法も心当たりも何もなく今朝から調査始めたところ。

 

研究員の籍を確保する理由は、来月提出予定のグラントに研究分担者として名前を載せるため。

 

前回のブログにかいたけど、来月日本のグラントにアプライすることがほぼほぼ決まってます。ファーストで論文書くし、解析(一部だけ)するし、レビューもするし、他にも役割はいろいろある。だけど日本の大学または研究所に所属していないという理由で、私は研究分担者ではなく研究協力者になる(なんなのこのシステム.....)。

PIから『分担者になりたいならいつでも言ってくれ』と言われていたけど、仕事が忙しすぎて分担者か協力者か気にもとめませんでした。書類上は研究協力者でも、実質研究分担者なら問題がないと個人的には考えていました。大事なのはステータスより仕事内容でしょ?

 

だけど今朝ラテを飲んでたら、突然日本のグラントの事を思い出して研究分担者になったほうがよいのでは?って気分になった。

 

私は日本のシステムに詳しくないけれど、私の解釈だと、

研究責任者=PI 、PI-A

研究分担者=CI、PI-B

研究協力者=AI、PI-C、その他

グラント取れた場合、研究分担者なら生涯獲得助成金としてカウントできる。シドニーで働く上でも業績としてカウントできるやんね。

 

ちなみに海外在住者が研究員として日本に籍をおく話、2例だけ聞いたことある。

友人A…母校に連絡し研究員の籍をおこうとしたら、教授会で1人猛反対した人がいて研究員になれなかった(私立)。

友人B...母校ではなく、知り合いの先生にお願いし籍を置かせてもらっている。費用は年間5万円(公立)。誰でも簡単になれるよって。

 

この差なに?怖いんですけどー

 

とりあえず友人に相談。


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分担者おし。
ということで、1ヶ月切ってるけど、今から籍を置かせてもらえる大学がないか探すことにしました。

年末年始含めて1ヶ月切ってる。幸い1月中旬まで日本にいるから、必要に応じて全国どこでも伺いますスタイルで挑みます。ほぼタダで!(お金はないがマイルはたまってる)

 

無理なら無理でいいの。

とりあえず研究分担者になります宣言が大事。

では。