シドニー生活

中年研究者のお話

決めた

先ほど、仕事の返事を出しました。

今年は大学から研究所にお引越しします。遅くとも7月から研究所での勤務を始めます。

何とも言えないこの感情。ありがたい機会であると同時に、怖さが募ります。

 

数日前に、元指導教官に「Sは非常に厳しい」との殺害予告?を受けました。Sは毎週、ポスドク一人一人に対してその週の業務内容を報告させ、徹底して仕事を管理してくるそうです。元指導教官は「Sの下でリラックスして仕事をするのは難しいだろう」と、半ば冗談交じりに警告してくれた。

 

ウィークリーミーティングで成果を報告するには、継続的に仕事を進めることが必要です。仕事の出来高や継続性には自信があるので、そこは心配していません(一般的なオーストラリア人にはこのスタイルは厳しいのかもしれません)。私の心配事は英語力です。これから1年間、毎週、国際学会で発表するかのようなプレッシャーがあります。以前は2週間に1回のペースでさえ大変だったのに、毎週となると想像するだけで、死刑宣告された気分。

 

契約は1年のフルタイムで、最大2年間です。給料はいまと同じ(Level B)。次の仕事で成果を出せば、まさその先のステップにつながる、新しい世界が見えると信じています。

2022年半ばから2023年にかけて、病気や怪我に悩まされましたが、研究所で勤務する以上、体力をつけて頑張るしかない。目指せ体力おばけ。1年後にはより強くなっていたいと思います。

 

では。