10月3日月曜締め切りのAnnual Progress Review (APR)のアプリケーションの準備に追われている。
その流れで、Faculty のPhD thesisに関連するworkshopをいくつか発見してしまった。これらは今年に入って開催されたworkshopで、
PhD Thesis workshop
PhD Thesis writing workshop1 - 4
計5本もある!
こちらでは参加できない学生のために、レコーディングが基本で後日ウェブにアップされるので非常にありがたいシステムです。
さて、10月1日金の朝はPhD Thesis workshopを1時間を受講した。Workshopと書いてあるけどグループディスカッションはなく、担当者が博論提出と審査のながれを説明(25分)、残り時間は全てQ&A!ようはintroductionでしたー。
内容をほんの一部だけご紹介。
😎合格率😎
award →10-15%
award with correction →80%
学生が博論を提出後、海外のレビュアー2名が査読します(去年までは海外2名オーストラリア国内1名の計3名でした)。その結果、10-15%の学生はNo correctionで学位授与が確定。学生の80%はcorrentionは必要だけど学位は確定。
very minor correctionの場合は、指摘箇所を直して再びレビュアーへ提出する必要はなく、その代わりにinternal reviewと言って、大学内部のスクールのPhD担当者(私の場合はI先生)がリバイスした博論を査読し、問題なければ合格となります。
残りの5-10%は、come back, other degrees or no awardです。
come backは問題がありすぎて、学位を与えることが妥当とは言い切れない状況。大工事をした上で再査読に進みます。おそらくmajor revisionのレベル以前なのだと解釈しました。
other degreeは「PhDには値しないが、〇〇ならあげてもいいよ」と。え?(笑) PhD以外の学位って何?(笑)初めて聞いたパターン(笑)
No award は不合格。
実はね、レベル5の学生Rが2019年に不合格をもらった。C先生とRは非常に仲が悪く、Rは指導教官のコメントを全部無視してひたすらすごした。そして指導教官のオッケーがでないままに勝手に博論も提出して、なんと落ちた!いくら合格率高くても質が担保されないまま提出するとやっぱり不合格というのは起こる。彼は博論提出の時点で確かpublicationは二本はあったはず。一つはimpact factor5?だったと思う。いくら良い業績があっても、いくらPhDの合格率が高くても舐めちゃいかんぜよ。
😎期間😎
博論をサブミットし、まずは大学のチェックを受けます。トラッカーにかけて盗作がないことが証明されたら、初めて海外の査読へ回ります。査読結果は大学を通じて返却される。ここまでで約3ヶ月かかるそうです。
その後は査読の結果次第で変わりますが、最短でもサブミット、レビュー、卒業式まで約6ヶ月だそうです。長いなぁ。
ちなみに、査読者は学生の学位が確定するまで非公開!
😎学生の質問😎
博論提出後の身分は?
博論を提出したら査読結果が出るまでは学生扱いになります。だから学割を受けてもオッケー!査読中はuni key(大学の学生id)も継続して使用可能。
ただし博論を提出した時点で博士課程終了なので学費の支払いは0、つまり奨学金の支給はストップと言う事になります。
大事なのはここから↓
大学からPhDのcompletion letterが届いても、PhD(博士)を名乗ることは出来ません。あくまでも、Completion letterは博士課程の終了した事を知らせるものにしかすぎません。卒業式でPhDを授与されて初めて博士と名乗ることができます!!
ほほう😎
とりま、こんな感じで。
では。
シドニーは屋外プールの利用が可になりました。
昨日は多くの人が泳いでた😎
ちなみに😎ラッセルクロウの自宅はここ↓