シドニー生活

中年研究者のお話

ぎゃーーーーーーーー

私は生きてます!

 

ブログを更新していない間、一生懸命に働いていました。いつものことだけど、ボスの仕事の出来なさに巻き込まれ・・・、よって仕事が増え・・・、相も変わらず小さな被害を受け続けてはいますが(笑)、なんとか生きてました。

 

約一か月ブログをサボってきた私、とうとうブログにカムバックせざるを得ない状況に!どうしても書きたいことがある!

2022年12月5日13:51

仕事が決まった!

先月アプライしていた政府がらみのリサーチポジションが先ほど決まりました!Australian Government Department of Healthと Commonwealth of Australiaからお金をもらって1.5年働きます。所属はいまスクールのまま。

シドニーで英語片言のアジア人が臨床研究のポジション取るのは到底不可能だと思っていたのだけど、とうとうやってしまった。自分で言うのもなんだけど快挙。

 

どうやってここまできたかと聞かれてもよくわからない。

博士課程中にありとあらゆることを猛烈にやり込んだ結果、卒業するころには人と異なるスキルセットをもっていた。ただそれだけ。

ローカルとは同じ土俵にいない(留学生なので同じ土俵には立たせてもらえない)ことは入学時から理解していたつもり。だけど気づいたらここにいた。人生何が起きるかわからない。

 

今回いただいた仕事で一番重要なことは「タイムライン」。期限内にリサーチを終えて政府に報告書を上げることを意味する。リサーチプロポーザルを書く段階で私も色々と意見したのだけど「これは一般的なリサーチではないから(Wow factorはいらない、Uniqueでなくてよい)」と何度か言われた。ようは「政府の要求を満たせばよい」と。

私にとって期限の厳守や質の高い研究をすることは基本(その基本が難しいのだけど・・・)。何を言われてもこのあたり全然心に響きませんでした。言われた通りにトラディショナルな方法でただ仕事をすればいいだなんて・・・そんなの全然面白くない。だから私はもしこの仕事が決まったら、

「Wow factorをいれよう」

それだけは決めてました(笑)。Wow factorがいらないといわれてもWow factorはいるってばよ!!!

 

ということで、私はリサーチプロポーザルに沿って予定通り研究を進めますが、Visualisaitionを駆使してハイプロファイラーの4名が「Wow!」「ワクワク♪」ってなるような研究が出来たらいいなと思っています(できるかしらんけど笑)。私を雇うと彼らが決めたのだから他の人が出来ないことをやらなきゃ意味なし。

爪痕大事!

(四文字熟語みたいになってる笑)

そのためには知識がもっともっと必要。引き続き勉強を続けます。

嘘のような本当のお話でした。

では。