シドニー生活

中年研究者のお話

仕事が遅いのはわかっているけど

仕事が遅いのはわかっている。

だけどね、エネルギーがないのよ私。

勢いないってこのことかしら。

 

 

 

今週もあっという間だった。

オフィスへ復帰してたった1週間なのに、時々プレッシャーで気が狂いそうになる。

誰も来ないオフィスで1人で仕事をするとはかどるけれども、とにかく仕事が多すぎて、時々心が固まって動けなくなる。

ここだけの話、連載の締切を今月は2回も延期してもらった。社会人として情けない。どうしても業務時間外に働くエネルギーがなかったのです。

連載の契約に関してだけど、相手から何も連絡がないところを見ると、おそらく私が何も言わなければこのまま連載は続くと思われる。本当に心がカツカツで、このまま連載を継続するエネルギーがありません。だけど断らない方がいいよね?シドニーに住みながら日本語の仕事ができるのは貴重じゃない?と心が葛藤してます。

 

あとね、今朝ね、隣の部屋の博士学生のレビューのお手伝い頑張りました。日本語の論文のデータ抽出。20分と言いながら1時間かかった。

当初の計画では断るつもりだった。だけどこんな簡単な仕事くらいサクッとこなせなきゃなと思ったのよ。だからやる気でいたの(←まじで優しい私)。

忙しいし気分が乗らないしでやってなかったら、めちゃくちゃメールくるのよ(5回以上きてるわ笑)。ガッツあるのはいいけど、休暇中はなしじゃない?だってそんなに親しくないのに1月3日にも催促がくるのよ。あまりにも学生が急かすから念のため期限を聞いたら、

Thanks, XX. Our deadline is the beginning of February, but we do not need the full article, just certain items highlighted in yellow in the word doc. It can be done during a lunch break, will not take more than that. I re-attached the PDF and the required items. 

はぁ?怒

(゜-゜)..................毎日ランチタイムも仕事してるけど?そもそも1ミリもメリットのない仕事を、忘年会で「ハロー」と言った人のためだけ、なんでランチ時間にやる必要あるのでしょうか。

と、器が小さい私はイライラした(マジで)。

このメールのCCには、私のボスと学生の指導教官が含まれていたから、数分後に彼女の指導教官が慌ててフォローを入れてきた(笑)。

そりゃそーだ。

ボランティアワークなのに、ランチタイムにちょちょちょちょっとやってくれとは何事だと。全て学生の都合でしかない。そもそも私のボスが忠告していたのよ「XXは政府の仕事でやとわれていて、かなりタイトなスケジュールで働いている。6月ごろまでは彼女にスペースはない。有給なら別だけど、予算はあるのか?」と。

つまりやらなくてもいいってことなんだよね。それくらい意味のない仕事。

私からも「やる意志はあるけど、忙しいからすぐには対応できない。それでいいか?」と確認してあったのよ。

加えて、学生の指導教官(ハローしか言ったことがない人)に私の状況を理解してもらうためにも、ボスのコメントに追加で「いま4つのオーストラリアのプロジェクトと3つのインターナショナルなプロジェクトにかかわっている。いくつか締切が今月は重なっているのですぐに対応するのは難しい。」と伝えたの。わざわざプロジェクト数まで伝える必要ないのに忙しい忙しい詐欺だと思われたくないからさ笑。

 

この仕事の件は、嫌な気持ちにしかなったことがなくて(←私にしては珍しい)。最終的には自分のためにと思ってやったけど気分は全然晴れなかった。

決めたよね。

もう二度と引き受けない。

(と言いつつも、どうせまたこんな引き受けうるのかもしれない.......)

 

では。