2月23日12時34分、
ポチっとな。
確認画面が表示されたので、
再度ポチっとな。
最終兵器(笑)
Proofを提出できたぜ!
画面右上に「successfully」の文字が表示されてホッとする。
数分後に、パブリッシャーから確認のメールが届き、
Dear Author,Your corrections have been submitted successfully. We will now process the corrections and finalize your work for publication. Please note that no more corrections may be submitted.
Auto-Generated Email.Springer Nature Corrections Team
後は掲載を待つのみとなった。
ということで、今回はProofのお話です。
前回、やっとこさPublishing agrementを手にし、やっとこさPublishing agrementを提出した。そしてあっさりと2月16日14:17リンクが届いた。
私の中では「HTML version」 と書いてあるのでワクワクした。「詳細な編集が可能?」と期待してしまったのだ。実際のところ、P1とP2はパブリッシャーが異なるけど、編集範囲に大きな差はなかったように思う。「HTML version」って表現が大げさなように思う。
それにしても今回のProofのシステムすごいのよ!めちゃくちゃわかりやすい!!使いやすい!!
P2のシステムはP1より10倍良い!
前回はねウェブページそのものに若干だけど昭和感が残っていて(←西洋に昭和とか関係ないけど笑)、ようは古臭くて読みにくくてあまり私の好みではなかっただけ笑。
画面をお見せできる範囲でご紹介👇
これがコレクション用の画面。修正箇所にカーソルを合わせ、左上のアイコンを用いて修正をかけていきます。
例えばこんな感じ👇
修正すると、ワードのトラッキングみたいに表示される。
ただし、このシステムでは原稿本文とテーブル内の文言は修正できるが、テーブルのストラクチャーを修正することはきません。ストラクチャーに関するリクエストがある場合はコメントを貼ります。
恐ろしいのが
Proofの編集は
一回こっきり!
ぎゃーーー!
ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
強くかかれているのです。Proofのサブミット押したら二度と変更はできないと。
だから、テーブルのストラクチャーに関するリクエストは危険。果たして自分のリクエスト通りになったかどうか確認できないまま、パブリッシュされてからその結果を知ることになります。こっこわすぎる。。。
このテーブル編集が私のP1の最大の汚点なんだ。
声を大にしていわせて!
自分が提出したテーブルは必ずしもそのまま反映されているとは限りません!
これにつきます!
P1の時は研究スケジュールがガチガチに固まっていた時だったので、Proof作業の優先順位が低かった。←言い訳です。こればかりは私の責任です。正直なところ隙間時間でやった記憶しかいまもありません。そしてオンラインで原稿をみたときその質の低さにがっかりしたのを覚えています。
ところで、テーブルのストラクチャーに関するリクエストって何?ってことなんだけど、編集担当者は原稿に合わせてテーブルのフォーマット等を勝手にいじります。編集担当も悪気がないことは百も承知。だけどこれって全ては編集担当のセンスなんですよ。
どれくらいいじるかというと、
テーブルをLandscapeからportraitへ変更
テーブル内の列や行の比率を変更
テーブル内の文言を部分的に「イタリック」へ変更
とにかくこんな感じでえっ?って事が起きるのです。特に最初に書いたテーブルが横長から縦長になるとさぁテーブルの印象って全然かわるよね(笑)。あとは、今回も担当者がきをきかせてイタリックを採用してきたりするのは嬉しいけど、悲しいことに一貫性がなくて他がイタリックになってなかったりとかしてるの。
ようは悪気はないよくあるヒューマンエラーみたいなことが起きるのです。
ということで、今回は痛い目をみないようP1の時の何倍も時間をかけて丁寧に原稿を確認しました。やれることは全部やったので、後はリクエストがつたわるかどうかにかかっている・・・。今回も1番の心配はテーブルなんですよね。。。
心配はここまでにして、他のこともお伝え。
Proofには編集担当者からの質問もあります。
人の絵のところに初めは「3」と書いてありました(スクリーンショットは提出後のものなので0になってます)。私へ届いた質問は3つありました。
1:contributor を原稿には含めていないことの確認(ジャーナルの要望でcontributor は原稿から削除されていることを確認した)
2:所属先①の都市名を確認する(シドニーになっていることを確認した)
3:ヘディングが正しいか確認(ヘディングが間違っているので指摘した)
3つ全てに回答すると、初めて「SUBMIT」ボタンを押せるようになります(スクリーンショットは提出後のものなので灰色でクリックできないようになってます)。
ということは、Proof 作業の一番最後に質問の回答を入力するのがベストです!うっかり誤って「SUBMIT」を押してしまう可能性もあるので。
担当者からいただいた質問の3つ目ですが、「ヘディングの確認」は「原稿の文言の修正」より重要かもしれない!
ジャーナルの規定に沿って原稿のフレームを作成しました👇
Introduction, Aim, Ethics Approval, Method, Results, Discussion, Conclusion
今回この中のAim, Ethics Approval, Method,の3つが、なぜかヘディング2になってたの。
これって、投稿済みの私の原稿をそのままコピペしてくれれば起こりえないミスだと思うんです。でもProofではP1もP2も2回ともヘディングミスが起きました。なぜ?笑。でも大丈夫、これを解決するためにProof があるのです。
一応確認のため、ジャーナルHPのLatest articlesをいくつかのぞくと、
フレームに違う言葉「Future research」が使用されていたり、
Method, Resultsがヘディング1になってなくて、イントロからコンクル―ジョンへ見出しが飛んでいたりしました。
あーあ!
ようはバラバラなんですよ!
私としては「研究論文って繊細なものでしょ?論文って崇高なんでしょ?だったら細部まで統一しろよ!」って思っています。
こればかりはジャーナルではなくパブリッシャーの責任だと言われればそれまでですが、私がチーフエディターなら細部まできれいにしたいと思う。一生チーフエディターにはなれないので、負け犬の遠吠えだと思って流してください(笑)。
今回、ヘディング以外でリクエストをかけたのが、Supplementary material について。コメントを貼るとこんな感じに表示される👇
Supplementary material はワードで提出しています。だからワードのままアップロードされていました。今回、PDFをアップロードするようにリクエストをいれましました。
もちろんアップロードしてほしいPDFバージョンを添付してます。
これに関しては完全に個人の好みです!!(笑)
博士課程で数えきれない数の論文を読んできたけどやっぱりSupplementary materialをダウンロードするたびに思うのは「PDFのほうが美しい」ということ。Wordって編集可能でしょ?これは感覚的な問題なんだけど、例えばプレゼンのスライドや会議資料だってパワポやワードではなくPDFで配布するやん?それと同じだと思うのです。だからPDFを希望してみた!
へへへ、これは完全に私のわがまま(笑)。
m(_ _)m担当者様、お手数おかけします!
最後にP2のProofの感想。
P2の編集担当者、良い仕事してくれましたと思います!readability を上げるために色々考えて編集してくれたのが伝わりました!これはすごく嬉しい!(今思うとP1のProofは明らかにセンスなかったと泣)
編集担当者には感謝感謝です!
では。